CGFNSの申請方法

CGFNS(Commission on Graduates of Foreign Nursing Schools)はアメリカ国外で受けた看護教育がアメリカの看護教育と同じレベルであったという証明をするための看護教育認定機関です。

申請プロセス 

①CGFNSのアカウント作成
②プロフィール作成
③支払い
④各書類をダウンロードして学校と厚労省に発送
⑤合否の結果を待つ
(⑥追加書類を要求された場合はそれに対処する)

ここではCGFNSの登録方法から申請方法までをまとめます。

①アカウント作成 

(※アカウント作成に料金は発生しません)

CGFNSのウェブサイトから行います。メールアドレスがあれば簡単に作成できます。

CGFNSアカウント作成手順(英語)

上のリンクより、最新のCGFNS公式アカウント作成ステップバイステップのページに飛べます。(2021年11月時点)

サイトに出てくるページ例の画像と同じように進めながら必要事項を記入していきましょう。

※2020年夏頃にウェブサイトがアップデートされたのでそれ以前の作成手順とは少し変わっています。

②プロフィール作成、サブミット

小学校入学から最終学歴までの情報をひたすら入力。
学校名の正式な英語表記、卒業で得た学位が何か(Diploma/Associate Degree)など事前に学校に確認して入力しましょう。
Submit後は訂正が自由に出来ず電話かメールで訂正依頼する事になるのでくれぐれも慎重に。

プロフィールには、正看護師の教育情報までを入力しましょう。
NCLEX-RNはアメリカ正看護師になるための試験です。看護学校卒業後に違う大学に違う専攻で行った場合や、保健師・助産師のために行った別の学校情報はここでは必要いりません。(電話で確認済み)

③支払い 

(※ここで正式に申請がスタートします。支払日=申請開始日)

サービス料(NYならCVS)を支払いした日から1年以内にCGFNSをパスする事という条件があります。(間に合わなかった場合は1回のみ追加料金を支払い1年延長が可能)
支払い後は入力情報の訂正が更に難しくなり時間もかかってしまうので、必ずSubmit前と支払い前には入力情報に間違いがないか確認しましょう。

④各種書類をCGFNSのサイトからダウンロードして日本に発送

必要事項(日付、自分の署名等)をすべて記入し、こういうふうに書いてほしいという記入例を別紙で添えて学校と厚労省に発送します。

その際、CGFNSへ送るための返信用封筒と切手の同封も必要ですが、アメリカから日本の切手を買うのは難しいので、日本の家族や友達にも協力してもらいましょう。
追跡機能のあるEMSやFedex等、自分の安心できるサービスを利用しましょう。
Fedexは都会であれば集荷サービスもありオンライン上で時間と場所の指定ができるので便利かと思います。田舎でFedex集荷サービスがない場合は、DHLがヤマト運輸と提携した集荷サービスもありますのでお調べください。

ちなみに私は、日本の家族に協力を得て、EMSの封筒と送料分の郵便為替を準備してもらい、別途説明を添えて各学校と厚労省へ送付してもらいました。

⑤待つ!

あとはCGNFSから合否の連絡を待つのみ!
と言いたいところですが、違うんです。(詳細は別記事に書きます)

学校と厚労省が書類受け取り確認後は月1回は連絡して進行状況を確認しましょう。
真剣に取り扱ってもらえているか?学校がカリキュラムの翻訳に困っていないか?英語書類の書き方に困ってないか?どんどん関わって一緒に進めていくことをオススメします。
ちなみに私はカリキュラム翻訳は自分でしました。それについてもまた後日。


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