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言葉に出会う


以前から愛読しているローリー・ヘルゴーの「内向的な人こそ強い人」。(タイトルちょっと強いけど)
この本は2年くらい前に図書館でなんとなく手に取ったのが出会いだった。

家に持ち帰って読んでみたら自分のことが書いてあるようですごく面白くて感動して、学びも多くて、付箋を貼りまくった。
じっくり読んでいたら2週間の貸出期限が来てしまって、延長した。(最近はネットで延長できるから便利だよね)その後も何回か延長してもらった。

本の中にいい文章を見つけたら、スマホのメモに書き写して、時々読み返すのが好き。
だけどこの本に関しては書き写す量が多すぎるな。と付箋の量を見て察し、本の購入を決めた。

本にも、人間と同じように相性がある。
この部分は好きだけど、他はいまいちピンとこないなあって本がたくさんある。
私は、ちょっと回りくどいくらい自身のエピソードとか気持ちとかがたくさん書かれていて、そこから前向きな結論に落ち着く、みたいな文章が好き。エッセイ×実用書みたいな・・・?

とにかく、人それぞれの好みがあるのだから、本の中身全部メモしたいほど好き!っていう本に出会えるのは幸せなことだな。


そんなわけで2年前から手元にあるこの本。を一昨日パラパラ〜っと眺めていたら、ふとこの言葉が目に入った。

「自分の内側から聞こえる声をおそれなくなれば、外側にいる批評家をおそれる必要もなくなるだろう」
  ーナタリー・ゴールドバーグ

(よく章の初めとかに、誰かの名言が書いてるじゃん、あれです。特に海外の本に多いよね)

これを読んだ瞬間「わああこれ今の私に必要な言葉だ!!」って感動した。
2年前にはサラサラと読み流していた文章で、今の私にはドカンと響く文章。

まさに最近考えていたことだった。結局、自分なんだよなって。

誰かに何か言われて、悲しくなったり落ち込んだりするのって、誰かの言葉に心が動いてるわけじゃなくて、本当は「誰かの言葉」を通して自分が自分の心を動かしてるんだよね。
自分の心は、自分でしか動かせないわけで・・。

だから、例えば「大人しいね」って言われて悲しくなったりイラだったりするのは、「大人しい自分はダメだ」「つまらない人間だ」って「自分」が思ってるからなんだよね。

本当は、大人しい自分も好きでありたい。だけどそう認められないような人からの言葉を受けて、自分が自分を責める。
悲しいとか怒りってそういう感情なんだろうな。
必死な防衛反応というか・・

だから、本当に向き合わなければいけないのはきっと自分で、自分で自分の声を恐れないようになれば(どんな気持ちも受け入れられれば)、人からの言葉は気にならなくなるのかな?

自分のこと好きでいたい、守りたい、っていう気持ちを認められれば。

・・・こんな感じでまだまだまとまってはいないものの笑、とにかくこの言葉が響いたのです。
響いたのが作者の文章じゃなく引用された文章ってどうなのって感じだけど、もちろん作者が書いた文章で響いたものもあります!たくさん!


漫画や文を描かせていただくようになってから、本当に人からの評価が気になる。
気にしないようにしたいけど気にしなきゃダメだろとかも思う。
まあとにかく自分と人との向き合い方が難しいのです。


だけど、ナタリーの言葉を読んで思った。自分を批判する自分や、自分を褒めたい自分などの声を1つ1つ拾って受け止めて行けば、人からの言葉は怖くなくなるんだろうなって。

なんか色々難しいのでこれからも自分と必死に向き合っていく。

そんなわけで!ナタリー・ゴールドバーグの本「書けるひとになる!」も読み始めたよ。
この本は、文章に関する実用書というより、自己表現する上でのマインド、自分との向き合いかたとか、哲学的なことが書かれているように感じる(まだ最初の方しか読んでないけど、それだけでそう感じる)

また読んだら書きたい。
好き!合う!と思える本と出会えると嬉しいな。

は〜文章が取り留めない。
でもなんか、もっと自分の気持ちありのままに吐き出していきたいしそれを読んでもらえたら嬉し〜!と思ったので公開しちゃいます。

・・・1番書きたい!と思ってたこと書き忘れてた。
言葉だけじゃなく全部なんだけど、必要な時に必要なものに出会うよね。そういう風にできている、、、。

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