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アラフィフがPD診断受けてきた。心が解放されました!

2023年5月15日名古屋にて、タカハシカナ先生のパーソナルデザイン診断を受診しました。

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私のスペック:48歳、164㎝、58㎏、独身、ファッションセンス皆無。

PD系の受診履歴あり:それは、パーソナルイメージスタイル(PIS)というもので、ベストカラーコムのパーソナルデザイン診断とは別のもの。
PC夏冬「クールキャリア」、ベストカラーは夏の濃いめのローズ。ただし、冬もいける、「クールエレガント」「クールモード」までいけるとのことでした。PIS診断では自分のタイプの冊子をいただけるのですが、「クールキャリア」を変更して「クールモード」の冊子をいただきました。

自己診断:PCブルベ冬、顔タイプソフエレ、骨格ドナチュラル。
パーソナルカラー診断単体、顔タイプ診断、骨格診断は受けたことがありません。
PISにしても、PDをまだ知らない時期に、たまたま隣の市でやっておられる方があり、PCが知りたくて受けたものでした。

受診動機:夏冬「クールキャリア」によって、だいぶあか抜けた気がし、すっかりイメコンにはまりました。しかし、いろいろな診断があり、自己診断のツールもあるのですが、それらの結果が統合できず、またPD診断を近場でおこなっているコンサルタントさんもいません。
SNSでのPD情報は、絵にかいた餅じゃ!
臍を噛みながら、たまたま Twitter でタカハシカナ先生の Instagram の投稿に言及したところ、名古屋での出張診断のキャンセル空きをご案内くださいました。

事前予想:PD診断は、むつかしいです。グレースはわかるし、ナチュラルも分かるけど、合体してグレナチュになると、もうわからん。
わからんが、件のPIS診断や自己診断から、グレナチュと予想しました。
私は高校までは優等生で真面目なタイプで、なおかつ人見知りするため、話しかけづらいグレース、骨格ナチュラルがPDナチュラル感をぜったいに連れてくるという推測です。親しみやすいナチュラルがメインのナチュグレではなさそう。
希望としては、人を寄せ付けない圧が欲しかったので、ファが入ればいいなと思っていました。でも顔、地味だし。
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その日、名古屋の診断に参加したのは私を含め三名。
タカハシカナ先生は、髪を額で分け、紺のワンピを着ておられました。
一瞬緊張しましたが、気さくに話しかけてくださり、心のシャッターがガラガラっと上がり、くつろぎだす私。←かなり珍しい現象です。

他のお二人は同じ24歳で、私の半分の年齢でした。
PDを受けている人は20代が中心のようなので、想定内でした。
が、先生を含め全員が寅年だとは思ってもみませんでした。
いいよ、虎いいよ~。
私の心は完全にフリーダム。


パーソナルカラー診断

PCの説明(色相・明度・彩度)を受け、それから1人ずつPC診断です。
テストドレープで試合開始。

私のPC

私が最初に会場に到着したので、私から。
最初は冬VS春。冬の勝ち。
次が、冬VS秋。冬の勝ち。
最後が冬VS夏。冬の勝ち。

一回戦から丸わかりブルベ冬でした。
前回夏冬でしたが、その後PCを知っている友人が、冬だと思うと言ってくれ、自己診断の結果完全に冬で、1年くらい冬として生きてきましたので、当然の結果のように思いました。
ド冬な青紫のニットに黒スキニーで行きましたが、先生は先入観は持たず、丁寧にドレープを当ててくださいます。
私は夏の色が結構好みなのですが、冬の色に比べると色褪せて綿100%みたいに見えるそうです。

興味深かったのは、トゥルーブルーで「色気が出る」と言われたことでした。
青はスポーティな色、動的な色だと思っていました。
「似合う色」の定義はその色を当てて、「上品になる」「知的になる」「色気が出る」だったと思います(ちょっと記憶が違うかも)。

お二人とも「きれい」「かっこいい」と褒めてくださいました。
先生は「都会的」とも仰っていたような。

冬のドレープはどれも好きでした。
PISとの違いでいうと、当てられた赤・青・黄・緑は私の苦手な原色ではなかったです。
ちゃんと青み暗みのある赤(ビビッドクランベリー)、紫みのある青(トゥルーブルー)、青みのある黄色(レモンイエロー)、青みのある緑(エメラルドグリーン)でした。

私はグレーの濃淡の服を集めると、コーディネートの幅が広がるそうです。
グレー持ってないい!!
グレーは白と黒だけでできた色で、グレイッシュな水色とかは、くすんだ色なので、違うそう。
青紫ばっかり買っている場合ではなかった。

面長美人YさんのPC

Yさんは、小柄でほっそりした体型の、面長の、目元がとても魅力的な方でした。キリッとした二重で、まつ毛長くてふさふさで上向きで…(でも冬の私と違って、まつ毛柔らかそう)。
柔らかい水色のプリントTシャツに、黒のパーカーと黒のチュールスカートを着てらっしゃいました。
この方は夏でした。

自分で正面の顔を鏡で見ているときより、他の方の斜め前から見て口の横や下のあたりを見ていると、ドレープで肌色が変わるのがハッキリわかりました。
ピンクで肌がベビーピンクに。
口横だけではなく、頬に白みのあるチークを刷いたかのように美しく肌色が変化しました。
また、夏の赤(スイカ色)を当てたとき、私は涙ぐみそうになりました。
ふだんは寒色を選ぶとのことですが、Yさんの本来の美しさを引き出すという点で、本当にはっとするほどきれいでした。
水色はもちろんお似合い。
先生のキーワード「可愛い」。

花柄ワンピHさんのPC

Hさんは、こちらもほっそりとした小顔・童顔な方で、横から見たときの鼻の形が美しくチャーミングでした。
ミューテッドミントグリーンの可愛いジャケットに、花柄のワンピースを着ておられました。
夏ですよね、はい、夏でした。
顔タイプでいうとフレッシュさんで一見大人しく見られそうですが、ピンクでも水色でも、夏色を当てるとより明るい性格に見えました。
先生のキーワード「整ってる」。

Hさんは診断で春と迷われたことがあるとのことでしたが、ベージュやサーモンで輪郭がぼやけるのに対し、ピンクや水色の淡い色でもより小顔になっておられました。

先生を含め、全員ブルベ虎。

パーソナルデザイン診断


PDの解説では、おなじみの芸能人の例をあげてくださいました。
私は芸能人に疎いのですが、Yさんがファッショナブルの人々を見て目をキラキラさせていました。
憧れなのだそうです。
私も一部は芸能人が分かり、やはりここで理解が深まります。

そして、いよいよPD診断です。
受診者3人ともこれが目当てですから、ソワソワ、わくわく。

顔タイプエレガント?黒と水色のコーデYさんのPD

Yさんは、夏なのに黒を着てるけど、先生がそれにコメントしないなあと思っていました。
大きめの眼鏡をかけておられ、とると目が美しく、顔タイプでいうとエレガントのような気がしました。
髪を一つにまとめてCAみたいなシニヨンにして、とか、ハーフアップにして、とか、スカートを上げてミニにしてと言われていましたが、ハーフアップが可愛くお似合いだったので、ということはフェミ? …私にはさっぱりわかりません。

そして、憧れているけど、残念ながらファッショナブルはないと言われてがっかりしておられましたが、結果はキュート3種類全部でした。
3種類とかあんの!?
アバンギャルドでお好みのファッションを追及できそう。
ガーリッシュよりボーイッシュの方がお好きとのことで、名前としてはアバボイに。
なるほど、それで黒や眼鏡を身に付けておられたのね。
大きめの丸っぽいフレームで、その眼鏡は似合ってる、と褒められておいででした。

顔タイプフレッシュ花柄ワンピHさんのPD

私は、Hさんは、フレッシュで童顔=PDキュートだと思っていました。
消えた順番はファッショナブル、ナチュラル、ロマンスだったかな?
胸元を開けたデザインが好きで着ていたとき、周囲の人が襟元を掴んで閉じてきたそうです。

で、キュートとフェミニンとグレースが残ったのですが、キュート(メインサブの組み合わせ)か、フェミニンとグレースの組み合わせの2択になり、グレフェミになられました。
こ、ここにおわすがグレフェミ…(なんか尊いPDで)衝撃を受けた私。
「グレフェミ…グレースが先なんですか?」とHさん。
先生いわく、「整ってる」。
口が小さくて歯並びもきれい、鼻も高すぎず低すぎず、小鼻小さくて、整っている。
パーツが理想的な場所にあり、鼻と口の位置も近い。
髪質もまっすぐで、頭部もコンパクト。

ご本人は、顔タイプフレッシュとグレフェミが一致しないと戸惑っておられましたが、「若いうちは今日のような可愛い服を着てもいい。
年齢を重ねるにつれて、可愛いよりきれいになるはず」との先生のアドバイスでした。


グレナチュ予想私のPD

さあて、私の番です。
立って、横向いて、後ろ向いて、終わり。
スカートを履いてきてとは言われていないので、パンツで行きましたし、脚を見せてとは言われませんでした。
髪型も変えませんでしたね。
ただ、診断前に外していた、シルバーのアクセサリーを付けました。
バングル、指輪、ロングネックレス。
若いお二人はアクセサリーなし。
私も若いころは要らないと思っていましたが、年を重ねると、アクセサリーが重要になります…。

消した順は、キュート・フェミニン。
先生がロマンスを外しました。
はい、ロマンスなんて論外です。
あ、でも私ロマンスに一番憧れているかも。
一度男性を虜にしてみたかった…。

「いつも腕まくりしますか?」
「…!! いつもまくっちゃいますね」
「スカート履きますか?」
「履くとしたら、ロングのタイト、マキシですかね」
「グレース外しましょう」
「へっ?」
「あなたはファッナチュです」
「ええーっ!!」
0.1秒で「やったー!!!」

冬ファッナチュ!
まさかのファッショナブルメイン!!!
あーそれでクールモード…過去の診断が脳裏を横切っていきます。

グレナチュ予想だったと言うと、
「あなたの仕事ができそう感は、グレースではなく、ファッショナブルから来ている。有能、やり手な感じ」「ジーンズとシャツが似合います」
持ってなーい!
ジーンズぜんぶ処分したー!!

このあと、メイクをして、ドレープを肩にかけて写真を撮っていただきます。
受診前、先生の「パーソナルデザイン別メイク」を拝見して、グレナチュメイクを練習していたのですが、グレとナチュは「ラメは要らぬ、下まぶた放置」。
なんとか控え目にしようとしたのですが、どうしても盛りたかったという話をしたら、「グレースじゃないからねー」。
(そんなにグレースじゃないんだ…)

メイク用品は持って来てとは言われていませんで、今回のメンバー誰も持って来ていませんでしたが、持って行った方がいいと思いました。
ファンデの色、私が使っているのはピンク系でしたが、コントロールカラーや肌表面の色と異なるファンデは使わないほうがいいみたい。
(その後、テストしてややイエベよりのニュートラル色を購入しました)

鏡の前で私の髪を耳にかけようとなさる先生。
びょん! と跳ね返って落ちる髪。
「剛毛なので耳にはかからないです」
「耳が小さいのもありますね」
そうなの、私手はでかいけど耳は小さいの。
人に言われたことはないけど、さすがパーツを見ておられる方だわ。
そして剛毛には言及なさらない優しさ。

髪型はショートは当然似合うとのこと。
今はグラボブなので、長さが中途半端ですが、さてどうするか…これはまだ決めていません。

PD診断と他の診断について

ところで、タカハシカナ先生は、メインとサブの割合は言わないとのことでした。
ファッナチュだったら、結婚式とか大きな契約をとるときとかはファッショナブルでいけばいいし、子育て中ならナチュでいけばいい、というふうに使い分けるもの。
鏡の前で、「ナチュが一割足りねえな」とジャッジするためにあるものではない、とのこと。
あと、PCのベストカラーと2ndは出されません。

私はファッナチュと聞いて「やった!」と狂喜しました。
他の診断や自己診断で、大人しく上品にと心がけたところ、内面の激しさや強さをも抑えつけて苦しくなっていたのです。
ファッナチュで本来の自分に戻れた気がして。
冬のドレープの色は全部気に入ったので、ベストカラーも2ndもいらないですし。
(前回のローズも、服で着るには面積が大きいので、活用していなかった)

ところで、芸能人のファッショナブルはもれなく目力美人ですよね。
一般人ですと、私のような目の小さな、鼻の丸い、パーツの位置が個性的な人でもファッショナブルになれるらしいです。


私が単体のPC診断や顔タイプ診断、骨格診断を受けていなかったこともあり、結果は素直に(食い気味に)受け入れることができました。
フレッシュとグレフェミで迷い出すHさんや、自己診断ソフエレにとらわれて迷走していた自分を思い合わせても、PD診断と顔タイプ診断との間には整合性がないようです。
Yさんはご自分の路線をすでに分かっていらっしゃったようで、「センスがいい」と褒められておられました。

大前提としてPCとPDは不可分なものなのですが、バブルが崩壊したときに多くの人が仕事を失い、建築業の人々の中に「インテリアの色彩学やってたから、PC診断をやろう」という人が出てきて、PC診断だけが勢いよく広まったそうです。
当然それだけじゃどんな服を着ればいいのか分からないため、骨格診断や顔タイプ診断が出てきました。
だったら最初からPD診断を受けたほうがいい、PD診断をやっているから先生は当然そうおっしゃいますが、一理あると感じました。

グループ診断について。
ぜんぜんおしゃれじゃなくて、ふだんは人との会話が続かない私でも、とても楽しめました。
みんな興味を持ってるものが同じで詳しいんですから、話が弾まないわけはありません。
むしろ私はしゃべり過ぎました、反省しています。
みんなスッピンで来るから、アラフィフでも気にならなかったです。
一緒に受けた方たちが、年齢で人を見下すような方たちではなかったので、嬉しかったです。
あの方たちがあか抜けたところ、見てみたい…お二人の前途に幸あれ。

私は、先生にショッピング同行を申し込むために、お金を貯めようと決意しました。
そしてあと10kgやせたいと思いました。
…ダイエットについてはまた別のお話。
                             
     
                            おしまい

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