祖母の死を通して考えたこと

2021年10月1日 18:23

こんにちは。
COCOCOLOR EARTH副代表の角田です。
今回重いテーマになってしまいましたが、最後まで読んでいただけますと幸いです。

祖母の死

実は先日、祖母が病気のため他界しました。
このことを記事にするか悩みましたが、今回自分の頭の整理も含めて、大切なものは何かについて書きます。

今年の2月、僕がシエラレオネに渡航している時に突然、祖母が倒れたと家族から連絡がありました。ほぼ回復する見込みはないと聞いた時、すごく不安になったことを覚えています。

すぐに帰国のチケットをとっても日本に到着するまで27時間。

急いで帰国しても最後の瞬間に立ち会えないかもしれないし、現場でやることを残したまま帰ってしまうのはどうなのかなど、自分の中で葛藤しました。

ただ家族からは留学が終わるまで残りなさいと言われたため、帰国しませんでした。
その間は祖母の容態のことが頭に残ったまま活動を続けていました。

連絡から約1週間後、奇跡的に容態が回復し、一命をとりとめました。

日本に帰国後元気になった祖母を見て安心しきっていましたが、
10月のはじめに容態が悪くなり、そこからはあっと言う間でした。

あまりにも急なことだったので、自分の中でも整理しきれていない部分があります。しかし訃報を聞いてまずは、もっと会っておけば良かったとか、色んな話をしておきたかったなど、後悔の念に駆られました。

僕は自分のやりたいことをやるために留学やメディアの運営など色んなことに挑戦してきました。
色んな活動をしてきたことに何も後悔はありません。
ただ、もっと身近の人のことを大切にするべきだったなと後悔しました。

祖母に会う機会を減らしてしまったこともすごく後悔しています。

ある日、遺品を整理しているとお客さんの注文票が出てきました。
祖母は個人事業主として美容品系の商品販売をしていたのですが、亡くなる間近までお客さんとやりとりしていたそうです。

こんな体が悪い状態の中でもお客さんのために商売しようとする姿勢に強い感銘を受けました。またコロナの影響もあり家族葬だったのですが、それでもお焼香をあげたいと連絡が多く来ていました。祖母の偉大さを感じるとともに自分も人望のある人でありたいなと思ったのです。

今回の経験を通してこれから僕がどうしていきたいかを考えました。
結論から言うと、「社会を良くしたいと思っているリーダーの力になること」です。

社会問題に取り組むことはすごく難しいことだと思っています。
特に国際協力は現場での活動が多いため、家族や友人と離れて活動することになると思います。

家族に何かあったとしてもアフリカなどの地域にいれば日本に帰るまでに時間がかかります。
それでもやるかと言われたら正直そこまでの覚悟ができてないのが今の心境です。

もちろん現場の最前線で活動することの意義はフィリピンとシエラレオネでの経験を通して感じましたが、COCOCOLOR EARTHで30人ほどインタビューを通して現場で関わること以外にもたくさん方法があると学びました。

SDGsなども浸透してきているので、社会を良くするために挑戦し続けるリーダーはこれからも増えていくと思います。ただその思いを形にするのはとても難しいです。
キャリアなどの情報が不足していたり、資金不足などの問題があります。

僕はヒト・モノ・カネ・情報を提供し、挑戦し続けられる環境を作っていきたいです。
単純に覚悟をもって挑戦できる人はすごいです。
だからこそそんな人たちの力になりたいと思っています。

COCOCOLOR EARTHの活動は僕がやりたいことをする上で必要な存在です。
なぜならソーシャルキャリアをもっと浸透させる必要があるからです。

まず社会問題に仕事として取り組もうと考えてもらうことができなければ、
社会を良くしたいリーダーは増えていきません。

キャリアステップが見えなかったり、何からやっていけばいいのかわからないなどの課題があります。

この課題の解決策は、自分の目指すべき姿（＝ロールモデル）を見つけることです。
COCOCOLOR EARTHを通して多くのロールモデルを提示して「社会を良くしたい」と思う人達を増やしていきたいです。
それが最終的に社会問題の解決につながるのではないかと思います。

まとまりのない文章ですみません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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