もののけ姫から考える社会問題~経済成長は必要なのか~
経済発展を考える上で、まず、どんなものなのか考えたい。
以下、Wikipediaを参照した。
経済発展〜資本蓄積や技術力の進歩に伴って、未発達で低所得の国家経済が近代的な産業経済に生まれ変わるプロセスのことであり、経済成長や経済進歩と経済成長や経済進歩と同義に用いられることもあるが、若干意味が違う。
まず主観的な結論から言うと、日本という国は経済発展をもう遂げているといえる。そして、更なるステージへの経済発展が近い将来起こる可能性があると見ている。
皆さんに問いたい。経済発展することに賛成か反対か。
自分は、「近代などではある程度必要であったと思う。しかし、現代における経済発展はほとんど必要ない」と思われる。
「もののけ姫」などのジブリの一部の作品を見る前の私自身は、「もっともっと経済発展をして、もっともっと豊かになるんだー!」なんて浅はかな考えを持ってました。
宮崎駿さんはジブリ、日本映画界の巨匠ですが、お恥ずかしいことにそれ以上の情報は知らず、ジブリ作品というのもまともに見たことなかったのですが、わたしは、映画「もののけ姫」を見て、180度考え方が変わりました。
素敵な御伽話のような作品だと偏見で思っていたジブリ。まさか環境問題、人間のこれからのあり方について考えさせられる映画だとは思ってませんでした、、、
もののけ姫は、環境を破壊していき経済発展を遂げている人間たちに自然の神々たちが怒ってしまい、人間に災難が降りかかるというような構成で出来ている。
この映画で提議されているのは、経済発展、産業発展を遂げる為に自然や環境を破壊してもいいのか?そもそも自然や環境は人類のものなのか?といった点である。
結論的にこの映画では、自然が勝るだとか人間がまさるだとかそう言う結論ではなく、共生していく道を模索することを暗示した結末になっていました。
果たして我々はこのまま自然環境を壊さずに進化していくことができるのか、はたまた、この世界から緑が無くなってしまうのか、
そんなすぐ緑なくなるわけないだろ〜って思ってる人も沢山いるかもしれない、
でも、大事なのは今この瞬間の行動や意識だと言うことを忘れてはならない。
絶えず産業が発展している社会であるからこそ、もののけ姫という映画は現代でも評価されているに違いない。
ライトな層に向けて、映画というツールを使って社会問題を発信し、多くの人の心や意識を動かすような作品を作ってくれた宮崎駿監督には、我々人類は感謝しなければならない。
※余談(完全なる主観でお話しするので異論認めます)
ジブリってめちゃめちゃ素晴らしい作品ばかりで日本を代表する映画であると思う。
自分が好きなのは「もののけ姫」と「風の谷のナウシカ」(原作の漫画買ってしまいました)。
でもきっと環境問題とか社会問題の切り口を考える上で、結論的にはあまり参考にはならないと思う。
宮崎駿監督がどういう意図をもってこのラストにしてるのか?とかまではまだ調べていないけど、今まで見たことあるジブリの映画の構造には、救世主というものが必ず存在している。
結局、救世主といった存在がいなければ問題は解決しないのかな?とか思ってしまう。
まぁ映画ってものを考えた上で救世主的存在がいた方が面白い映画になるけども!
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