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【LOLOET】NEW TRIP IN TOKYO 1

LOLOET presents "NEW TRIP IN TOKYO 1"に行った日の日記。


下北沢にLOLOETのLIVEに行って来た。
時間に余裕があったので下北沢に着いた時にPASMOにチャージをした。

会場に着いて、入り口に置かれた本日の出演者ボードの写真を撮り終えると誰かが階段から上がって来た。

あまりにも見覚えのある顔。
まさか、そんなことある?と目を疑ったがそれはあやちょだった。

あまりの衝撃にびっくりして固まってしまったがどう考えても目が合ってたので、入り口の前で見に来ました的なことを伝え、2言、3言言葉を交わした後、あやちょは下北沢の雑踏の中へと消えて行った。

久々に会ったあやちょは異国の地を生き抜いて来た逞しさみたいなのを少し纏っててなんかかっこよかった。

その後も出演者らしき人々が次々続々と会場入りしていた。

会場時間になったのでドリンク代を払って入場。
素早くドリンクを交換し、下手側の最前が空いてたのでそこで見ることにした。

ここはフラットな会場でいわゆるステージがない。
フロアモニターやケーブル等の機材が演者と観客との曖昧な境界線を作っていた。

開場中は異国情緒溢れるご機嫌なナンバーが流れていた。
開演時、会場は満員だった。

1: YOLZ IN THE SKY (ALONE)
ギタリストの方がソロで登場。
ギターは使わず、PCを操作する系のパフォーマンスだった。
ダンスミュージックやアンビエント系の音楽だった。
動物の声や鳥の声がよく聞こえるセクションがあって、それがとてもリアルで木々に囲まれたジャングルにいるかような気分になった。
天井を見上げながら聞いているとより没入感が高まった。

2: ルー・ガルー
4ピースのバンドで黒い衣装で統一感のあるバンド。
ロック系のバンドサウンドだった。
キックの音の迫力が凄くて1打毎にお腹に響いていた。
時折Voの方の鋭い視線が飛んできた。
リズム隊によるコーラスもVoの方とは違う雰囲気で印象的だった。
大人は分かってくれない。

観客を搔き分ける系の入退場が斬新だった。

3: LOLOET
LOLOETは上手側から入場。

目の前にAyachoが来た。
そして、目の前に留まっている。
どうやらこの位置でパフォーマンスをするらしい。

信じられないくらいの至近距離で、1mもなかったと思う。
かつてのリリースEVENTで何度か最前列を経験したことがあるが、流石にここまでの近さは経験したことがない。
あまりにも近かったので思わず「近いね」と言葉を交わした。

そうこうしているうちにLOLOETのパフォーマンスが始まった。

幻想的で抽象的で浮遊感があってやや不穏な明るさが感じられるサウンドにAyachoが綴った生々しい歌詞が乗っていた。
所謂ポピュラーミュージックとは異なる雰囲気の曲が多かったが、どこかキャッチーな印象も受けた。

緩やかなテンポの曲が多かったがアップテンポな曲もあった。
印象的だったのは演奏中の(特に曲の展開が変わる時とかの)メンバー間のアイコンタクト。
Ayachoはカードを手に持ってパフォーマンスしていた。

「ひいおじいさんが子孫の繁栄を願って植えた木を、子孫が意味もなく抜いた」的な内容の歌詞が特に印象に残った。
歌詞の内容とは異なるが、私の曽祖父母が寺の境内に寄進した杉の木が配置換えのために伐採されたことを知った時に、心底残念そうにしていた祖父の姿を後日思い出した。

朗読する声も歌声もあやちょの声はとても心地良かった。
フランス帰りのAyachoのフランス語が聴けて嬉しかった。
これまでのあやちょから聴いたことがないような表現もあった。
そして、あやちょの真髄により近いであろう表現を全身で体験できたことがとても嬉しかった。

最後にAyachoから挨拶があってEVENTは終了。
・出演者それぞれの世界に旅行に行ったかのようなイベントがコンセプトであること
・今回はNEW TRIP IN TOKYOだったがTOKYOの部分は可変であること(別の地名が入るというニュアンス)
・この後物販があること(ルー・ガルーのメンバーの方の著書を紹介していた)
といった内容だったと思う。




Ayachoの宣言通り物販が始まった。

グッズのTシャツはUsedのボディにLOLOETのロゴが印字されたもので、メンバーのこだわり、アティテュードが感じられる。
ロゴはメンバー直々に印字しているらしい。

私はこのTシャツを買うのを楽しみにしていた。

フロアは混雑していて、Tシャツ売り場にしばらく辿り着けなさそうだった。
近くにギターのHappymenさんがいたので話しかけてみた。
曲中でギターの弦に向けて何かアイテムを使っていたのが気になっていたのでそのことについて質問すると、それはE-bowだということを教えてもらった。

Tシャツコーナーに辿り着いた。
ラックにかけられたTシャツの色やサイズはバラバラだった。
Tsurugiさんに値段を尋ねると2,500円とのことだった。
会場は暗かったが、有難いことに近くにいたドラムのhamachiさんがスマホライトで照らしてくれたのでよく見えた。
この時に今日の演奏は同期を使ってなかったこと、シークレットLIVEの時は同期を使ってたこと、バンドメンバーはTsurugiさんを中心に集まったことを教えてもらった。

Tシャツを選んでいるうちに何とAyachoがフロアに現れた。
しかも次回の主催EVENTのチケットを手売りしていた。
そしてフロアにいるヲタク達と談笑している。
見たことがない光景が広がっていた。

Tsurugiさんに値段を尋ねると3,000円とのことだった。
所持金が5,200円で両方買うには絶妙にお金が足りなかった。
下北沢に着いた時にPASMOにチャージしなければよかった。
Hamachiさんに「すみません、チケット買いたいのでTシャツ今度買います!」と言ってTシャツ売り場から離れた(円満に)。
メンバーの皆さん、フレンドリーで優しかった。

Ayachoの近くで佇んでいたら自分の番が回って来た。
入り口で会ったこと、LIVEが楽しかったということ、ヒートテック超極暖+コートが暑かったことなど色々と話すことができた。
チケットを買うと言ったら予定大丈夫そう?と聞かれた。
正直3ヶ月先の予定なんて全然分からなかったが、まあ何とかなるやろと思って「大丈夫!」と答えた。

パフォーマンス中に手に持ってた紙について触れると、それは歌詞が書かれたカードで今度の主催EVENTの終演後にポストカードとして来場者に配る予定だということを教えてもらった。
そして、その情報を拡散してねと頼まれたので喜んで引き受けた。
Xのフォロワーが28人(当時)で、あやちょ関連やアンジュルム関連、ハロプロ関連のフォロワーが1人もいないということはそっと胸の中に秘めておいた。

その後Tsurugiさんから今後もこんな感じで(雰囲気で)やっていきますというアナウンスがあった。
次の主催EVENTのフライヤーを一枚もらって帰った。

帰り際にAyachoが気をつけて帰ってねと声をかけてくれた。
とても嬉しかった。

ポストカード拡散の文章を考えながら電車に乗って帰った。
ファンコミュニティに投稿したりしているうちに、あっという間に最寄駅に着いた。

久しぶりにあやちょに会えて本当に嬉しかった。
LOLOETの初主催EVENTはヲタクでありながら人間でもいられるという今までにない素晴らしい空間だった。
Ayachoのパフォーマンスはすごく新鮮で面白かったし、和田彩花さんはとても優しい人だった。
やりたいことをやっている姿が生き生きとしてて眩しい。

眠っていたヲタクの細胞が飛び起きるようなNEW TRIPだった。








ポストカードの件をXにポストしたら1リポストもされなかった。
Ayachoから聞いたということを書かなかったので、ヲタクの妄言みたいになってしまったのが原因だったと思う。
どうやら私は知らず知らずのうちにこれを極秘ミッションだと解釈してしまったらしい。
何かを拡散する時は情報の出どころを書いた方が良いということを学んだ。
リアクションがないと情報が届いたかどうか分からないので、いいね!は押しといたほうが良いということも知った。
またEVENTが近づいてきたら「拡散希望!Ayachoから聞いたのですが…」と書いてリヴェンジする。

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