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【双子妊娠4】妊娠8ヵ月


引き続き、双子の妊娠記録を淡々と綴る


【妊娠8ヵ月】
入院決定〜入院当日
検診で子宮頸管長1.5cm。切迫早産で即入院を言い渡される。
1日だけ猶予をいただき、娘の保育園に事情をお話しに行ったり、入院準備をしたり。

娘にも明日から入院し、赤ちゃんが産まれるまでおうちに帰れないことを伝える。
しっかり理解できたようで、大泣き。やっと新しい保育園に慣れてきたところなので、また振り出しに戻った感。
娘なりに気持ちに折り合いをつけようと、「入院やだ!」と「赤ちゃん産まれたら帰ってくるよね?」を繰り返し、泣いたりケロっとしたり。情緒不安定。

翌日、予定通り入院開始。

受付けで入院の手続きをとった後、車いすのお迎えが来る。ドナドナドーナードーナ〜
この日から、トイレと1日おきのシャワー以外ベッドで安静の生活だ。

入院するや否や、リトドリンという張り止めの点滴開始。
汗がひどい。手が震えて書き物ができない。うわさ通りの副作用だ。

入院中の経過
娘は毎日保育園の帰りにお見舞いに来てくれた。別れ際、病院中に響き渡るような声で泣き叫びながら病棟を去って行くものだから、すぐに病棟の有名人になった。
そんな娘も、10日もすると、だんだんと泣かずに笑顔で帰れるようになっていった。子供の適応力たるや!

点滴と安静の甲斐あって、数日でお腹の張りが落ち着いたので、点滴がはずれ内服に切り替わった。どこでも一緒の点滴氏とお別れし、身軽になって喜んだのも束の間、お腹の張りがひどくなって5日ほどで点滴に逆戻り。

私はもともとインドア派でゴロゴロしながら過ごすのが大好き。wi-fiとiPadを持ち込んで、kindleやネット見ながら入院生活を満喫。

入院中は、毎日3回の食事だけが楽しみだった。
でもしばらくすると、病院食も飽きてきて、お好み焼き、お寿司、ポッキーが食べたくてたまらなくなる。
母にポッキーが食べたくて狂いそうだと訴え、買ってきてもらったりした。なぜあんなにもポッキーが食べたかったのか、今となっては謎だ。

食への欲求を食べ物系のマンガを読むことで満たしていた。検索してたどり着いた、たかぎなおこさんのコミックエッセイに大ハマり。
おうちごはんシリーズや旅もの、マラソンものなどの作品を買いまくって読みまくった。
ほのぼのした内容と、丁寧な食べ物の絵が、入院中の私の食への欲求を満たすのにちょうど良かった。
今でも大好きな作家さんだ。

体調はというと、リトドリンの副作用はだんだんと落ち着いてきたものの、お腹が大きくなるにつれて恥骨痛がひどくなった。
トイレに行くのも一苦労。 

続く

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