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【双子妊娠5】妊娠9ヵ月

最後の妊娠記録

【妊娠9ヵ月】
もう9か月ともなると体の不調がデフォルトだった。

まず、手の平や足の裏が無性に痒くなった。特に夜寝る時がひどい。アイスパックで冷やすと少し痒みが和らいだ。
どうやら、張り止めの点滴の副作用で肝臓に負担がかかっていたようだ。ジェネリックに変え、点滴を継続。
すると、肝臓の数値が少し改善し、痒みも徐々に和らいでいった。

あとは、あちこちが痛い。脇腹が突っぱって痛いし、股関節も痛い。とにかく身体中が痛くて、寝返り、座る、立つ、歩く、すべてが大変だった。
トイレに行く時は点滴棒にすがりながら、ゆっくりゆっくり歩いて移動した。
痛みで寝れなくて、痛み止めを飲むこともあった。

この頃になると、子宮頸管長は2.8mm。センチじゃなくミリ!子宮口も指一本分あいてるらしかった。
37週で計画出産する予定だったのが、もう私の体が限界だろうということで、1週間早まって、36週で産むことに。
この時、赤ちゃんの推定体重は2200gと2300gになっていた。

分娩方法は、経産婦だし経膣分娩でいきましょう、と先生。出産日の前日から張り止めの点滴をはずし、出産当日に陣痛促進剤で陣痛を起こすとのことだった。双子の出産は帝王切開一択だと思ってたので、経膣分娩と聞いて動揺した。

双子の経膣分娩ってどんな感じなの?お腹の赤ちゃんにかなりの負担がかかるのでは?陣痛促進剤で陣痛を起こすって痛そう!
急に出産が現実的になり、色んな恐怖がグワーっと一気に襲ってきた。
そんな中、私の疑問や不安をひとつひとつ丁寧に取り除いてくれた先生や助産師さんには感謝しかない。

続く

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