《クール彼氏とデレデレ彼女》.2
桜:奈央と翔太に連れてくるように頼まれたの。プクッ
〇〇:そっか。てか、なんで拗ねてるの?
桜:数学の授業の時、ペア居なくて先生とやったんだからね!プクッ
〇〇と桜は席が隣だ。
〇〇:ふふふふっそっか。
桜:笑い事じゃないんだからね!!
奈々未:保健室だから静かにね〜?
桜:あ、はい。すみません。
〇〇:次って何だっけ?
桜:英論
〇〇:英論
桜:ペアワークあるからサボんないでね?
〇〇:わーった
桜:てか、授業中抜け出して保健室で寝るのやめたら?
〇〇:テストでちゃんと満点取ってるからいいだろ?
桜:ムカつくぅ
〇〇:少なくとも、桜よりかは頭はいいから。
桜:ムカつくけど何も言えない。
〇〇:ふふふっ
〇〇&桜:失礼しました〜
ガラガラ
桜:連れてきたよ〜
翔太:お!!サボり野郎帰ってきたな〜
〇〇:ふぁ、、眠ぃ、、、
奈央:さっき寝たばかりなのにもう眠いのw?
〇〇:うん。眠い
奈央:昨日何時に寝たの?
〇〇:2時くらいかな。
翔太:遅っ
〇〇:ゲーム配信が2時くらいにおわったからしょーがないだろ。
奈央:そういう事ね。
翔太:ねぇ、〇〇。今回のガチャ引いた方がいいの?
〇〇:ウソップとヤソップは引いた方がいいよ。特にウソップはシャンクスに唯一勝てるキャラだと思う。
翔太:え!マジか!!
桜:翔太も始めたんだね
翔太:うん!!シャンクス出したかったから入れたけど出なかった。
桜:そっか。
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
ガラガラ
「席座って〜号令お願い〜」
「起立!!気をつけ。礼!!」
「お願いします〜」
授業中。
〇〇:、、、、。
〇〇は顎に手を当ててそっぽを向いていた。
「これからペアワークするから隣の人と席くっ付けて〜」
全員、ペアになって隣の人と席をくっつけた。
「この問題をペアでといてください。では、すたーと。」
ザワザワザワザワザワザワ
桜:ねぇ、〇〇。この問題わかる?
〇〇:ん?分かるよ。
桜:教えてくれない?
〇〇:右に書いてあるから見ろ。それと、開くはopenじゃなくて別の単語だからな。
桜:え、あ、うん。
数分後。
桜:hold?
〇〇:そう。でも、それじゃあ普通だろ?
桜:え?
〇〇:はぁ、、、問題文をよく見ろ。
桜:あ、過去形!!
〇〇:そう。holdの過去形は?
桜:わかんない
〇〇:heldだ。
桜:なるほどね!!ありがと!!
〇〇:他にわかんない問題ある?
桜:ないよ〜
〇〇:そか。
桜:さっき、翔太と話してたゲームやらせて?
〇〇:1回だけだからな?
桜:うん!!
放課後
桜:〇っ...「〇〇くん!!」
〇〇:ん?
「話したいことあるからさ、着いてきてくれない?」
〇〇:わかった。桜、先帰っててもいいぞ
桜:ううん。校門で待ってるね!!
〇〇:そか。わかったよ。
~~~~~
テクテクテクテクテク
〇〇:で、話って何?
「私、〇〇くんの事が、、、」
桜:ん?〇〇とクラ女1さんの声だ。ボソッ
昇降口に向かう途中に空きの教室で〇〇とクラ女1の声が聞こえた。恐る恐る、桜はドアをちょっと開けて盗み聞きをしようとした。
「好き」
桜:え.......ボソッ
〇〇:気持ちは嬉しいよ。
桜:.......
タッタッタッタッタッ
〇〇が話してる最中にこの場の空気に耐えきれず走り去った。
~~~
〇〇:お待たせ。
桜:あ、、〇〇。
〇〇:ん?どうした?
桜:話ってなんだったの?
〇〇:なんでもいいだろ。早く行くぞ。
テクテク
桜:......良くないよ。
〇〇:ん?
桜:クラ女1さんが〇〇に告白するの聞いちゃったんだ。
〇〇:そか。
桜:私より、クラ女1さんのほうが好きなんでしょ.....?
テクテク
〇〇:.......
ギュッ
桜:っ.......///
〇〇:好きだから付き合ってんだろ?
桜:で、でもっ..!!
〇〇:はぁ、、、ったく、桜は何聞いてたんだよ。
桜:え....?
~~~〜
「私、〇〇くんのことが好き。桜ちゃんより私と付き合ってくれない?」
〇〇:気持ちは嬉しいけど、俺は桜のことが好きだから無理。
「そ、そうだよね、、、。無理言ってごめんね!!」
タッタッタッタッタッ
クラ女1さんは去っていった。
~~~〜〜
桜:そうだったんだ、、、私、勘違いしてた、、、
〇〇:確かに告白されたけど、俺は桜のことが好きだよ。
桜:あ...ありがと!!
〇〇:さてと、帰るか。
桜:うん!!!!
帰り途中、、、。
桜:今から〇〇ん家に行ってもいい?
〇〇:いやだ。
桜:え〜!!!!
~~~〜
桜:じゃあね。
〇〇:何言ってんの?
桜:え?
〇〇:俺ん家行きてぇんだろ?行くぞ。
桜:うん!!!!
ギュッ
桜:〇〇!!好き!!!
〇〇:ちょっおい、離せ。
桜:嫌だよぉ〜だぁ!!!!
to be continued…
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