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実践レポート:縁組・特別養子縁組のサロン

2022年7月31日にCOCO PORTAで第一回目となる
「特別養子縁組・縁組・それを目指す人たちの集い」を実施しました。
そもそも特別養子縁組って何なの?という方は
過去記事に少しご紹介しているので、こちらからどうぞ


COCOPORTAでサロンをひらいたきっかけ

特別養子縁組を希望している場合の入り口としては
民間のあっせん団体に所属し、そこから子どもを受託するか
住まいの管轄である児童相談所の養子縁組里親研修を経て
児相経由で受託するかのいずれかです。

縁組の場合は自分の住んでいる地域に関わらず
所属している団体から受託して縁組が成立する事も多いので
潜在的には同じ地域にAさんとBさんは縁組家庭だけど
所属団体や受託の経緯が違う事でAさんもBさんも
お知り合いになれない(存在を知らない)という場合があります。

児相で受託を受けていようといまいと
所属団体が違っていようとも
同じ「縁組」としての繋がりが持てたら
もっと子どもや養育者同士が繋がりやすくなるのではないか?
という思いから、COCO PORTAで縁組サロンを実施することにしました。

サロン当日の様子

奥は子どもスペース、手前は大人スペースに分かれて
それぞれ遊びたい事、やりたい事を行いました。
手前側に、子どもの出生を伝えるための絵本
養育里親でもある代表の白田が自前のものを持ってきて
みんなでシェアしあいました。

子どもの出生を伝えるための絵本は
海外でも多く出版されており、また日本のものも有りますが
意外とみなさん知らない本が多かったようで
手に取りながら、

「この本いつ読ませたんですか?」
「子どもはどんな反応してましたか?」
「どこで買いましたか?」
「どれが反応良かったですか?」

などなど、話はつきません。

そんな大人を横目に
子どもたちは自由奔放です!
COCO PORTAの若手スタッフ3人も
子どものパワーには押され気味💦

最初はシャイで端っこにいた子も
他の子どもが遊んでいるものに興味を示したり
風船バレーをやっていれば
突然乱入してきたりと
時間の経過と共に、そこにいる子どもたちは
次第に絵を塗りはじめたり描きはじめたり
本を読んだり出来るように。

養育者が自由にしていると、
子どもも勝手に自由になる。
そんな時間の移り変わりが面白いように見て取れて
主宰したこちら側も楽しかったです。

参加してくれた皆様ありがとうございました!


現在新しいかたちのファミリーホーム開設へ向けて
クラウドファンディングのチャレンジをしています。



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