北の大地へ
念願叶い北海道へ。ウポポイへ行ってきました。
2020年の7月オープン…かれこれ2年が経つのですね。現在はなかなか賑わっていました。日本人は真面目ですから消毒・マスクはしているもののそれ以外は以前と変わらなくなりました。
以前チームナックスのメンバーがこのウポポイを紹介する番組を観てからどうしても行きたかったのですが、内部は26000年前の石器に始まり現代アートまで流れがよくわかる様に展示されていました。タイムトラベル一挙にした感じ
ムックリは初めて聴きました。自然界の音や自分の気持ちを表現するそうです。ゲーロゲーロやビヨヨーンと言葉に起こすとヘンテコですが実際に目をつぶって聴くと今まで聴いたことのない、けれど聞き覚えのある不思議な音楽でした。子守唄のルルルルって舌を回す部分も独特でした
続いてアイヌ語講座に参加。2音節目が上がるのが特徴だそうでちょっと岡山弁にも似てる?発音はかなり難しいし破裂音のように子音を含まないハヒフヘホはイスラム圏の言葉にも似てて言葉って面白い!って感じでした。
お兄さんのお爺ちゃんはバリバリネイティブのアイヌ語を話してたようで、こうして伝わっていくんだなって感慨深い想いがしました。
劇場内は撮影禁止なのでパンフレットしかありませんが、演出も凝っていて見応えありました。多分マイクしてない思いますが迫力が凄い!独特の発声で腹にズンってくる感じがしました。ヘドバンの踊りも我慢比べ⁈女性の綺麗な髪が空に舞ってカッコ綺麗でした
北欧とかもそうですが、寒い地域は家の中で過ごす事が多いから手仕事が発展したのかなと。アイヌ刺繍は凝ってますし、囲炉裏の灰も京都の庭園みたいに綺麗な紋様に慣らしてあるなど隅々まで神経が行き届いてて素敵でした。
何より自分の生まれに誇りを持って生きてる人の輝きが眩しく見えました。
思い切って行って本当に良かったです。
またいつか、今度は夏かな?遊びに行きたい。その時は演目も全部観れるようタイトじゃないスケジュールで組みたい思います。
空港で時間があり、アイヌ関連の書籍を数冊買い込んで読書に耽っていました。博物館ではサラッと触れていた倭人との経緯、変化を強いられても逞しい生き方をされて来た事も改めて学ぶ機会となりました。
職業=旅人になりたい。
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