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一輪の花、大輪の青薔薇、夢を咲かせます【推しマガ】

 いつも青咲ローズちゃんは面白い。いきなりアイコンをぬいぐるみにして同期の菜花ななさんを驚かせたり、某ビールに似ているといわれて比較画像をあげてみたり。笑顔の花を咲かせるという意味では、これほど天然に人を笑顔にしてくれる青薔薇がいるのだろうか。しかし、ローズちゃん自身もその大きな綺麗な青薔薇を美しく咲かせる、稀代の努力家であることは言うまでもあるまい。

 博多の青い薔薇こと青咲ローズちゃんは、Avatar2.0Project二期生の一人である。フカヒレ先生のふわりとした空気、透明感あふれるイラストの良く似合う美少女だ。本人の声も、ぽわぽわとはねて楽しそうで、透き通っていてかわいらしい。これがバイノーラルで聞けるというのだから本当に、この世は天国だ。

 行動は破天荒…というのだろうか。天然さんというのが一番近いと思う。多分ファン一人一人見えるローズちゃんの魅力は違うと思う、それほどいろいろな面を持っている。みんなをくすっとさせるような言動を素で実行するし、伝えたいことはスパーンと伝えるし、燃えるときはとことん燃える頑張り屋さん。何枚もの花弁が重なった薔薇のように、その多い魅力は彼女の花びらとなって大輪を咲かせている。

 こと私が尊敬しているところは、青薔薇の花言葉がが如く、「奇跡」をおこすところ、「不可能を可能に」するところである。ストラップのイベントで巻き返したところからもう、彼女の伝説は事欠かない。一番記憶に新しくファンも大喜びしたイベントは、念願のバーチャルモデルとしてのイベントではないか。

 先日、配信サイトShowroomでバーチャルモデルのオーディションがおこなわれた。ローズちゃんはモデル志望である。この機会を逃さず、彼女と彼女のファン「つぼみ」たちは熾烈な戦いに身を投じたのだった。一日に何万ポイントも引き離されたと思いきや、盛り返して逆転することを繰り返し、最終日までの勝敗は分からなかった。結果は二位。しかし、審査員特別賞によって彼女の紙面モデルデビューが決定した。

 このオーディション、語ると長く熱くなって泣いちゃうのであっさりまとめてみた。それほどローズちゃんとつぼみにとって大きな戦いだったと思う。しかし私が語りたいのは、このときを含めこういったイベントのときのローズちゃんのふるまいなのである。

 ローズちゃんは、言うまでもなく努力家である。それは配信時間にも表れており、長時間配信の回数は多い。もちろん長くやればやるほどいいというわけではないのだが、彼女のすごいところは飽きさせない工夫と疲れを感じさせない楽しむ姿勢、さらにあきらめず絶対に夢をつかむという熱量にあると思う。根本的に自分の夢のために使えるHPとMPが違うのだ。全力で身を投じたら最後、夢をつかむまで止まらない。それは、多くの人にとってはできないことなんじゃないかと思う。

 夢があるからと言って、叶わなかったらどうする?その時自分が力尽きてしまって虚無に襲われたらどうする?そういった恐れを、私たちは常に抱いている。ローズちゃんだって例外ではない。しかし、普通はそこでセーブしてしまうところを、彼女は最後まで追い続ける。生きる意味をずっと見出し続けているようなもので、その姿はまぶしい。努力はだれにでもできる、けれど全力を傾けることはとてつもなく難しい。これは天からの贈り物、彼女の努力は彼女の日差しなのではないか。

 さらにすごいところは、その全力の傾け方はじぶんのためだけにあることではない。先に述べたが、どの配信も安定して面白いのである。熱量と楽しむ姿勢が、元来のエンタメ性の高さと共鳴して「みんなと一緒に夢をかなえる」という目標に実にマッチしているのである。彼女の夢が実現したとき、つぼみ一同自分のことのようにうれしいのは彼女が絶対につぼみを、視聴者を置いていかないからだ。夢を追う苦しみをわかっている、その分叶う楽しさを知っているからなせる業だと思う。夢をあきらめたり、叶わない苦しみを味わった人であるほど、彼女の頑張りが響く、胸に鳴り響く、一緒に汗を流し涙を流す。青薔薇が、胸に咲く。

 青薔薇は美しい。けれど咲くためには多くの努力を要する。まさに青咲ローズちゃんは青薔薇であり、いまvirtual界で大輪を咲かせる華であることはまちがいないのだ。

青咲ローズちゃんの夢あふれるTwitter


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