学校-第1話-

さぁ、ゲームを始めよう。

「この前罰ゲーム受けてないやつ居るよね?」
「それはいいじゃん。もう。」
「負け逃げはずりぃだろ。」
「じゃあ、今日のゲームでさらに負けたら
追加ってことで。」「そうしようか。」

裏庭に28人のトモダチが集まって
一軍二軍三軍って別れて座ってた。

でも、このトモダチは元々31人
3人は不登校だ。

「今日は何して遊ぶ?」
「隠れんぼにしよう。」
「いいねー。じゃあ、タイムリミットは18時」

「18時までに全員見つけたら鬼の勝ち」
「18時までに一人でも見つからなかったら
鬼の負け。さぁ、鬼は誰がする?」

「前回負け逃げした3人にしよう」

晃牙(こうすけ)
悠(はる)
真陽(まひる)

「負け逃げしたわけじゃないのに」
「でも、悠が居るから大丈夫か。」
「まぁね、見えるからね。全部。」

「じゃあ、始めるよー!」

「よーーーーい。スタート」

鬼の3人は目を瞑りゆっくりと
100数え始めた。

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