おげろの酒
げろ虐で知られる異常活動者のげろちゃんが見たいと思った物好きなげろ虐民が、げろ虐が行われるイベントに出掛ける。会場を発見し、いい時間になると、げろちゃんが現れ、Twitterで見た通りに恨めしそうに「1本、2本……」と飲み終えたクライナーを数え始めた。若者たちは彼女の酒の弱さと同時に、その面白さに見惚れる。Twitterでは6本飲むとぺしょぺしょになると言われているため、6本まで飲み終えたところで、とりあえず放置。
後日、げろ虐の噂が広まり、さらに6本で一度休ませてあげたら床と同化しないとして、より多くのげろ虐民がイベントを訪れるようになる。こうしてげろ虐の数は日ごとに増し、やがて周りではテキーラを飲ませる者が現れ、ひいきの客がげろちゃんにシャンパンを与え、本人にその気はないがプライベートでげろ虐する身内まで現れる。そして毎イベント、げろ虐民の前でげろちゃんがクライナーの瓶を数え、6本飲んでぺしょぺしょになる。ということが繰り返された。
げろちゃんの方も調子に乗って客にイキったりしだす。ある夜、いつものように満員御礼の中でげろちゃんがクライナーを飲みだす。ところが、いつもより飲むペースが早い。げろ虐民も心配になって止めようとするが、ドM特有の満更でもない表情を見せ、現場は困惑する。そんな様子を構いもせずげろちゃんは「7本、8本……」と数え、「9本……」と宣言されたところでげろ虐民は驚くが、そのままげろちゃんは「10本、11本……」と数え、最後に「12本……やばい無理だー」と一言。
皆が困惑している中、1人がよく12本も飲めたねー!偉いねー!と言うと、げろちゃんは答えた。
「げろちゃん、きょ◎△か$♪ゃ×¥も●&%!」
「ん?なんて?」
お後がよろしいようで
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