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最近、人生を振り返ったりしがちで、

うっかり自分の見たくない部分を直視しちゃって目がつぶれそうになったりしてる。子どものころ、太陽を直視しちゃいけないって言われたなあ。自分の過去が太陽のように眩しいってわけでは決してないのだが。

転職7回の件とか、うっかり不倫の件とか、チャットで知り合った本名も知らない人たちと遊んでた件とか、消費者金融にお金借りてた件とか、はたから見ても目がつぶれそうな(見たくもないような)過去が意外とあるじゃないの、私。過去のことあんまり覚えてない勢なのをいいことに、忘れたふり、というか蓋、してきたんだな。自分が蓋してるってことにすら気づかないように、何重にも厳重に。

蓋して直視を避けてきたことがいいか悪いかなんてわからないけど、少なくともそうしてきたおかげで、いま私は普通な顔して生きていられる。自分と、それに関わったさまざまな人たち以外は知らない、自分が蓋を開けなければきっとそのまま誰にも何も言われない過去の出来事たち。相手がどう思ってるか(どう思っていたか)は、知るすべがない。

それなのに、人生40年を超えると怖いもの見たさなのかなんなのか、蓋を開けてみよっかな、と思っちゃうんだから人間って強欲だね。

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