6. 商品単位_自動車保険「自賠責保険①」

おはようございます!
本日は損保募集人試験_自動車保険の「自賠責保険①」について演習問題を交えながら簡単に説明していきます(^^)

テストで覚えておくべき自動車保険の主な「自賠責保険①」
■無責3条件
①自分が運転するときに注意していた
②被保険者または運転者以外の第三者の故意過失
③車に欠陥・障害がなかったこと
■被害者の立証はいらない
■1名あたりで考える 4000万、3000万、120万
■仮渡金 290万、40万、20万、5万

練習問題①
自賠法では、運転供用者が自動車の運行によって他人を死傷させた場合は、「自己及び運転者が自動車の運転を怠らなかったこと」および「被害者または運転者以外の第三者に故意または過失があったこと」のみを立証すれば、損害賠償責任を免れると規定されています。

練習問題②
自賠法により、構内専用車等の自賠責保険の適用外自動車は、自賠責保険契約を締結することは一切できません。

練習問題③
政府の自動車損害賠償保証事業では、被害者に社会保険からの給付がある場合は、その分を控除して損害をてん補します。

練習問題④
自賠法では、人身事故の被害者が損害賠償を請求する場合、加害者に「過失があったこと」を被害者が立証しなければなりません。

練習問題⑤
自賠責保険では、自動車事故により他人に傷害を負わせた場合、保険金額(支払い限度額)は、被害者の人数に関わらず1事故あたり120万円と定められています。

練習問題⑥
自賠責保険では、被害者が神経系統・精神・胸腹部臓器に著しい障害を残し、常時介護を必要とする後遺障害を負った場合、その保険金額(支払い限度額)は、1名あたり3,000万円となります。

練習問題⑦
自賠責保険における仮渡金の金額は、被害者の死亡事故の場合は290万円、傷害事故の場合はその傷害の程度に応じて、40万、20万、5万円となります。

練習問題⑧
自賠責保では、死亡による損害が生じた場合、逸失利益および慰謝料は保険金が支払われる障害の範囲に含まれますが、葬儀費は損害の範囲に含まれません。

答え

  1. ✕(損害賠償を免れる要件は3つ)

  2. ✕(適用除外の車両にも自賠責は付けられます)

  3. ✕(被害者が立証する必要はない)

  4. ✕(1事故ではなく1名当たり120万円)

  5. ✕(後遺障害は4,000万円です)

  6. ✕(葬儀費用も含まれます)

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