商品単位_火災保険 「評価」「保険金額」

おはようございます!
本日は損保募集人試験_火災保険の「評価」「保険金額」について演習問題を交えながら簡単に説明していきます(^^)

テストで覚えておくべき火災保険の主な「評価」「保険金額」
・評価方法
 ①新築費単価法
  → 1平方メートルあたりの標準的な単価や延床・専有面積をもとに算出する方法
 ②年次別指数法
  → 建物代金(建物の新築時の建築費)に新築された年に応じた指数(建築費倍率)を乗じることで、物価変動などを反映させて算出する方法
  ※ 新築時の値段が分かっているときはこの評価方法を使用

・新価(再調達価値)
・時価
・時価に「価値協定保険特約」をつけることで新価同等となる
・一部保険
・超過保険

練習問題①
火災保険における建物の簡易評価の方法には、大別して「年次別指数法(再取得価額法・建築費倍率法)」と「新築費単価法(概念法)」があり、「新築年」と「新築時の建築価額」が判明している場合には「新築費単価法(概念法)」を使用するのが一般的です。

練習問題②
火災保険における区分所有建物の専用部分の評価にあたり、共用部分の価格や土地代を含まないよう注意する必要があります。

練習問題③
火災保険では、保険金額が評価額よりも低い場合には一部保険となり、保険事故発生時に十分な保険金が支払われません。

練習問題④
火災保険では、契約締結時に保険金額が評価額を超える超過保険であったことが後日判明した場合でも、保険契約者は超過部分を取り消すことは一切できません。

練習問題⑤
火災保険における評価には、再調達価額(新価)基準と時価額基準の2種類の基準があり、時価額基準の火災保険を再調達価額(新価)基準とするためには「価額協定保険特約」などの特約を付帯(セット)する必要があります。

練習問題⑥
火災保険における再調達価額(新価)とは、保険の対象と同一の構造、質、用途、規模、型、能力のものを再築または再取得するのに要する額から、使用による消耗、経過年数等に応じた減価額を差し引いた額をいいます。

練習問題⑦
火災保険では、保険金額が1年を超える長期契約の保険料の振り込み方法を一時払いとすると、1年ごとに契約を更新して保険料を振り込む場合に比べて保険料の振込金額は安くなります。

練習問題⑧
火災保険では、保険料の振込方法が口座振込の場合には、保険料を振り込む前に発生した事故に対しても保険料の払込期日までに保険料が振り込まれていれば、保険金が支払われます。

答え

  1. ✕(この場合は年次別指数法を使用する)

  2. ✕(契約者に加湿がない場合などは取り消せます)

  3. ✕(この場合は時価額)

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