商品単位_火災保険 「地震保険」

おはようございます!
本日は損保募集人試験_火災保険の「地震保険」について演習問題を交えながら簡単に説明していきます(^^)

テストで覚えておくべき地震保険の基礎内容

・地震保険は建物・家財それぞれ、以下4パターンの支払い
建物
全損:50%以上の損害 → 100%支払われる
大半損:40〜50%の損害 → 60%支払われる
小半損:20〜40%の損害 → 30%支払われる
一部損:3〜20%の損害 → 5%支払われる
※最大5000万まで

■家財
全損:80%以上の損害 → 100%支払われる
大半損:60〜80%の損害 → 60%支払われる
小半損:30〜60%の損害 → 30%支払われる
一部:10〜30%の損害 → 5%支払われる
※最大1000万まで

・地震保険は単体で契約できない。火災保険とセット。

・自身等が発生した日の翌日から起算して10日を経過した後に生じた損害に対しては、保険金は支払われない

・割引として、耐震、免震、建築年割引等がある

・建物の構造や県ごとで保険料率が変わる

・マンション管理組合が地震保険を一括して契約する場合と、区分所有者が地震保険を個別に契約する場合がある

練習問題①
地震保険は、政府と民間の保険会社が共同で運営する保険ですが、補償内容や保険料は各保険会社で異なります。

練習問題②
地震保険では、地震等により保険の対象である建物または家財が「全損」となり保険金を支払った場合、その保険金支払いの原因となった損害が生じたときに保険契約は終了します。

練習問題③
地震保険では、居住用の建物に収容される家財のうち、貴金属、宝玉および宝石並びに書画、骨董、彫刻物その他の美術品で、1個または1組の価格が30万円を超えるものは、保険契約の締結時に保険契約申込書に明記しなければ、保険の対象に含めることは出来ません。

練習問題④
地震保険の保険金額は、建物、家財ごとに、主契約の火災保険の保険金額の30〜50%の範囲内で定めますが、建物は1敷地内・1被保険者につき5,000万円、家財は1敷地内・1世帯につき1,000万円が限度となります。

練習問題⑤
地震保険は、火災保険の契約時に付帯しなかった場合でも、火災保険の保険期間の途中から付帯することができます。

練習問題⑥
地震保険では、分譲マンションなどの区分所有建物の共有部分については、主契約である火災保険の契約方式により、マンション管理組合が地震保険を一括して契約する場合と、区分所有者が地震保険を個別に契約する場合とがあります。

練習問題⑦
地震保険の保険料率は、保険の対象である建物の構造(構造区分)および所在地(都道府県)により異なり、保険の対象が建物であるか家財であるかによっても異なります。

練習問題⑧
地震保険では、保険の対象である建物または保険の対象である家財を収容する建物が、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく「免震建築物」であることが所定の確認資料により確認できた場合、免震建築物割引50%を適用することが出来ます。

答え

  1. ✕(どの会社でも同じ)

  2. ✕(地震保険ではそもそも支払えない。)

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