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千葉さんとわたしとうどんの夜ふけ。

cotreeのお手紙企画。

わたしは誰にお手紙を書こうか。そうだ千葉さんにお手紙を書こう。

いちばん思い出深い時間を現したタイトルを添えて。


千葉さんという人

cotreeのCTOの千葉さん。

千葉さんは、自分の存在について、他のメンバーの意見と異なる価値観を放り混んで場を拡散させる人と認識している模様。

とても興味深い自己認識である。

では、わたしにとっての千葉さんはどんな存在なのか。

今日はそのことについて、千葉さんの魅力に光をあて紹介してみることにする。


哲学を語る顔が熱い

千葉さんは、なにを隠そう哲学が大好きである。

世界や人生。

全ての物事についての根っこのあり方をつねに探求している。

その姿勢が熱いし、探求している時の表情は真剣で、とても生き生きしている。

千葉さんには到底およばないが、わたしも哲学が好きだ。

だから千葉さんが話してくれる哲学の話にはいつも興味津々だ。

千葉さんと哲学を語る時には、寝る前に新しい絵本を読んでもらうことを、目を輝かせながら待つこどものような気分になれる。

千葉さんの話にはわくわくが詰まっているのだ。

実際、エーリッヒ・フロムの『愛するということ』について議論した時も、1-2時間くらい、すぐに時間がすぎてしまったと思う。

https://www.amazon.co.jp/愛するということ-新訳版-エーリッヒ・フロム-ebook/dp/B07HWQ9PGJ/ref=dp_kinw_strp_2

千葉さんは、思考という武器をブンブン振り回して、知性の世界の壮大さ、深みを見せつけてくる(実はS気質なのだろうか)。

ちなみに、わたしはフロムが愛について言及した言葉の中では

愛とは
人と人を結びつける力。

この言葉が一番好きである。

人と人が愛という感情をもつことでつながり合えることを教える、情緒的な言葉だ。

一方、千葉さんの好みはこっちだろう(おそらくだが。)

誰かを愛するというのはたんなる激しい感情ではない。
それは決意であり、決断であり、約束である。

流動的な感情論を否定して、責任の行為であることを、冷静に理性的に伝えてくれる言葉。

感情と理性。

志向性の違いがありながらも同じテーマで熱く語り合える存在。

それがわたしにとっての千葉さんである。

(先日も、現代自我観に関する時代的な課題を延々と語り合ったのだ。うどんをすすりながら。)


問題を切り分け、整理することで解決に導く

この世の中には、そして自分の頭の中には、あいまいで、混沌としたものが存在する。

例えば、散らかった部屋を想像して欲しい。

書類があちこちに散らばり、洗濯物が散乱している。

わー。この片付け、どこから手を付けるの・・・という状態で、想像しただけで、こころが重くなる。

千葉さんと交流すると、そうした混沌としていたことが、すっきりと整理されるということがよく起こる。

しかも、それが明確化や整理を意図としていないにも関わらずだ。

おそらくそれは、千葉さんの頭の中の、混沌とした状態に対する高性能センサーが働き、他者の思考をお片づけをしてくれるからなのではと思う。

「書類はこちらのケースに、月ごとに並べましょう」
「洗濯物はこのカゴに入れたらすっきりしますよ」
「そもそも、書類整理と洗濯物整理を同時にやろうとするから、しんどくなって、どちらも中途半端になるんです。掃除をする前に、ルールを作って一つ一つ片付けましょう」

というような感じに。

問題をきちんと切り分け、構造化し、整理する。

そうすることで問題の解決に導き、他者を助けてくれる人なのだと思う。

(本人は「他のメンバーの意見と異なる価値観を放り混んで場を拡散させる人」と言っているが、異なる価値観を放り込むことで逆に明確化や整理が進むから面白い。)


少年のこころ

これまで知性的で、論理的な千葉さんの魅力をお伝えしてきたが、千葉さんの魅力はそれだけにとどまらない。

どうやら、スマブラに熱をあげているらしい。

自らslackにスマブラチャンネルと作り、メンバーとスマブラで交流している。

喜んだり、悔んだりしている姿は少年のように透明で、ピュアだ。


わたしは、千葉さんとスマブラで交流したことはない。

しかし、物事のあり方についての議論が深まると、時折、少年のような無邪気さや、無抵抗な感情が顔をだすことがある。

テンションが上がって笑ったり、
モヤモヤして俯いたり、
うまくいかない状況に毒づいたり。

ありのままの感情を出しながら生きる千葉さんの姿は、らしさや味があり、普段よりもぐっと親近感を感じさせてくれる(もしかしたら、これはツンデレなのか?)。

知性の影に隠れた少年のこころが、千葉さんの魅力を際立たせる。


*****

cotree CTOの千葉さん。

皆さんもぜひ一度交流して、その魅力に触れていただきたいと思う。

(千葉さん、これからもよろしくね。また時代的な話しをしようね。)






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