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習慣はクリスマスイヴから

こんばんは! アドベントカレンダー2度目の登場、けいさんです!

みなさん、12月と聞いてどんな想いが去来しますか?ってクリスマスイヴに聞く?笑笑
12月といえばクリスマスでしょ! イヴを誰と過ごすかが大切でしょ!
という人もいるでしょうが、
12月といえばジョン・レノンの命日8日でしょ!
なんと言っても、1年の締め括り大晦日だよね!
12月生まれだよ!って人もいるでしょうから、人それぞれ、いろんな想いが浮かびますよね。

しかし、習慣化を推進する私に取って、12月というのはなんと言っても
「振り返り月間」なのです。1年を振り返るなら今しかありません。
と当たり前のように語っている私ですが、振り返りの重要性、有用性に気づいたのは実はごく最近のことでした。
それまでは、「宵越しの金はもたねえ」タイプだったので、先のことを考えたり、素晴らしい未来を生きるために振り返りをしたりということがありませんでした。目の前の事に全力を尽くす、目標設定クソくらえ人間だったのです。笑

潔い生き方、いよっ江戸っ子!、なんて言ってくださる方もいるかもしれませんが、私がその生き方を選んだのにはきっかけがありました。

交通事故に遭ったことがその理由です。若かりし頃の話です。
8月の暑い夜。バイクで甲州街道を走っていた僕は、S字カーブで対向車線のトラックのライトが真正面に見えたため、急ブレーキを掛け、転んでしまったのでした。瀕死の重傷でした。
救急車で運ばれ、即入院。諏訪日赤病院に4ヶ月入院していたのでした。夏休みに入院し、退院はクリスマスの頃でした。

本当に、人はいつ死んでしまうか分からない!を実感した私は、「将来に備える」とか「堅実な人生」とかいうものが不確かなものにしか感じられなくなってしまったのです。

それから約10年。私は気風のいい江戸っ子のように生きてきました。
ボーナスが入ればすぐ海外旅行に出かけ、自分一人の人生を謳歌していました。

でも、10年が過ぎたところで、もし今のまままた10年が過ぎるということがあり得るかもしれない、と考えるようになりました。このまま人生がさらに20年30年と続いたら。
明日死んでも後悔がないように生きてきたけれど、自分が結婚をしたり、子供を持ったりしたら、今と同じように生きていけるだろうか?
いや、そう生きることは正しいことなのだろうか?と真剣に考えるようになりました。

やがて、僕は結婚をし、家庭を持つことになったのです。
宵越しの金は持つようになりましたが、振り返ることはありませんでした。
子育ては楽しかったし、仕事もやりがいを感じてやっていたからです。

自分の能力を上げてやれることを増やしていく。
それには習慣化という方法が有効であり役に立つ。そんな考えを持っていながらも、習慣化の努力をすることはありませんでした。

ある時、「分かっている」ことと「できている」ことの違いは、天と地ほども
違う。言い換えれば、知っているだけで何の役にも立たないと自覚したのです。

これはもう、コップがあふれたとしか表現するができません。
自分のコップが溢れない限り、人は今のやり方を変えることはない。
側から見るとどんな悲惨な人生を歩んでいるように見えても、そんな自分に
決別したいのだ。溢れてしまわない大きな器が欲しい!
自分からそう思えるまで、人は自分を変えようとはしないのだと思います。

私がここで習慣化の素晴らしさを述べたとしても、みなさんは習慣力を身につけようなどとは思わないはずです。

自分のコップが溢れた日。それが変化の始まりの日なのだと思います。
誰にとっても、それが新しい自分と出会える日であり、新しい自分の誕生日なのだと思います。

今日はクリスマスイヴ。私はまた明日から新しい習慣に着手します。
新しい習慣を付けたいと感じる日。
それは、新しい「自分の誕生」なのだと思います。

12月24日に限らず、それが私にとってのバースデー・イヴなのだと思います。

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