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コミューンよりは緩やかな折り紙の連なる輪っかたち


あなたが生活するうえでの自分の居場所はいくつありますか?

いくつ思いついたでしょうか。

パンダさんや蟻さんがもし目にしていたら、そちらのことは存じ上げませんが、私のような人間という生き物は、鎖のような、ある意味では窮屈なものから、思い出さなかったくらいに遠いものまで、実は色々あったりする。

わたしの場合は、隣人や、インターネット(Twitter)や、血のつながった人とか、同じ学校だった友達とかで、人並みにあると思う。もちろん好きなものだけじゃなくて、働くコミュニティとかもあるわけなので、全てが自分が愛したとはいえないかもしれない

その沢山の繋がれた鎖のうちの、意外と期待していない方の緩やかな繋がり、一生涯は関係しない、終わった関係や停滞している関係、穏やかで柔らかい繋がりが、稀に自分を助けてくれることがある。

きっと重くて取れない鎖よりも透明で重たくないからこそ偶然のように思えて、やさしさにうっとりする。
そういう扶けで、ああよかった、自分という存在の中の容器に精神が入っていて・・・と思う。