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有限会社トークファイブ 長友大典さんの生き方

日本の中小企業が最も困っていることってなんだろう?
私が長友さんの中小専属CFOアカデミーを卒業後、数多く様々な中小零細企業のトップとミーティングを繰り返しヒアリングした結果、必ず直面している課題それがお金と人の問題でした。そしてどちらかと言うと人の問題はお金があれば解決できる事もある為、お金の問題さえ解決できれば事業を大きく伸ばすことができるのに…。という企業が大半でした。
ビジネスのアイデアは優れているのにお金廻りのコントロールが弱くて事業規模が伸び悩んでいるという中小企業は本当に数多くいるんだということが分かりました。

そんな中、日本の中小企業350万社を近くで支えてくれている税理士は8万人弱。中小企業の数に比べて少ないと思うのは私だけでしょうか? 中小企業は大企業と比べて人材採用のハードルはどうしても高くなります。財務を見てくれる社員を雇用しようにも優秀な人は皆大企業に行ってしまう為、中小企業にとってお金の相談は税理士の先生が頼みの綱と言うことになります。

しかし、その税理士も税務の仕事に追われてじっくりと財務の相談を受ける余裕も無い上に、そもそも税務だけでも守備範囲が広すぎて財務の勉強まで手が回らないと言うのが実情です。

ただ、日本の経済を支えている中小企業の財務がこのまま弱いままでは日本の将来も危ういのではないかと言う想いから、長友大典さんは1000人の中小専属CFOを育てたいと仰っています。
財務基盤が弱い中小企業はCFOを雇用できる体力がないかもしれません。であれば、一社専属ではなく何社か掛け持ちで活躍できる人材を育てようと考えました。

長友さんが自分のビジネスだけを考えるのであれば、わざわざ人を育てると言う大変な道を選択しなくても良かったはずですが、日本の将来を憂えているからこその選択だったのだと思います。
30年間経済が停滞している日本にもう一度輝きを取り戻してもらう為、私も毎年ひとりでも育てようと決意し税務の世界から旅立ちます。

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