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一生で4億ℓの空気を吸う肺

ガス交換を行なう肺胞は、深呼吸時で畳約62.5枚分の広さ!

肺は酸素を取り込み、 二酸化炭素(炭酸ガス)
を排出するという役割を果たしている。

成人が1回の呼吸で吸い込む空気の量は500ミリリットル。

1日の呼吸数を2万6000回とすると、人生80年では約8億回。

実に約4億リットルという膨大な量になる。

容積は成人で2000~3000ミリリットルある。

肺の中で何度も枝わかれし空気を通す気管支は、徐々に細くなって、先端が直径0.1ミリメートルほどのブドウの房のような小さな袋になる。

これが肺胞だ。

空気に含まれる酸素はここで血液中に取り込まれ、代わりに二酸化炭素が排出される。

肺胞の総数は左右で合計3億~5億個。

個人差があるが、身長が高いほど多いとされる。

表面積は合計で約50〜70平方メートルにもおよび、深呼吸をした状態では100平方メートルにも達する。

これは畳1枚を1.6平方メートルと考えたとき、62.5枚に匹敵する。

これだけ広大な表面積があるので、効率的にガス交換を行なえるのだ。

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