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子供は人まねを何度も何度も繰り返すことで、前頭前野を発達させていきます。

そして、この他人の「まね」をするという行為は、他者の心を理解すると同時に、他者と自分の違いを脳にインプットしていく行為でもあるのです。

というのも、人のまねをすることで、自分はこれができてこれができない、自分はこう思うけど人はこう思う、という自分と他者の違いを認識することになるからです。

「自分」が確立されるのと同時に「他者を理解する脳」がつくられます。

子供の脳は、一つの行動を通して、同時にいくつものことを学んでいるのですが、いくつもの能力が同時に育っていくからこそ、人は成長したときに、言葉でコミュニケーションをとりながら同時に相手の行動を見て、その人の本当の「心」を読みとるといった複雑なことができるようになるのです。

ですので、違いを認識して自己表現するのと、違いを知らずに自己主張するのはだいぶ隔たりがある事に気付きます。

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