フラボノイドと認知症

今回のテーマはフラボノイドです。
『名医とつながる!たけしの家庭の医学』でハチミツに含まれるフラボノイドが認知症対策に有効であるとの研究がとりあげられました。
フラボノイドは植物自身が紫外線による活性酸素から身を守る抗酸化作用や種子を害虫から守るために抗菌作用や殺菌作用など、多くの自己防衛機能のためにつくり出している物質で、野菜や果物などの色素や苦み成分にもなっています。あのファイトケミカルです。

フラボノイドはポリフェノールの一種であるので抗酸化作用、デトックス作用、アンチエイジング、ストレス緩和、がん抑制、免疫を整える、血液サラサラなど様々な効果があります。
フラボノイドの5つの働き
1.活性酸素の働きを抑える
2.毛細血管を丈夫にする
3.動脈硬化を防ぐ
4.血液の流れを良くする
5.発がん物質の生成や成長を抑える

フラボノイドが多く含まれる食品としては
イソフラボン...大豆、きなこ
ケルセチン...たまねぎ、りんご、エシャロット
カテキン...緑茶、抹茶、小豆、ココア
アントシアニン...赤ワイン、ブルーベリー、黒豆
セサミン...ごま
テアフラビン...紅茶
ヘスペリジン...柚子、温州ミカン、レモン
ルテオリン...ピーマン、春菊、セロリ
ナリンギン...グレープフルーツ、はっさく
タンニン...れんこん、お茶
フラボノイドを多く含む食品ランキングベスト3
〈果物編ベスト3〉
1.ブルーベリー
2.すもも
3.ぶどう
〈飲料編ベスト3〉
1.赤ワイン
2.コーヒー
3.緑茶
〈野菜編ベスト3〉
1.ケール
2.赤たまねぎ
3.ほうれん草

ところでモリンガのポリフェノールの量は、赤ワインの8倍であることを考えるとモリンガも歯周病、ひいては認知症予防になるかもしれない。

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