無職になりました

昨年5月に適応障害という病気を患い、1年ほど休職しながら復職に向け取り組んできましたが、先月末付で退職することになりました。病気の性質上、ある特定の条件下に身を置くことを避けられれば、症状はほとんど出ません。長期間休職できたこともあり、ここ半年ほどはとてもいい経過です。

夢を持って入った会社をこういう形で退職したのはとても悔しいですが、これも経験かな、と思います。
多くの方に迷惑をかけました。悔しくて情けなくて、何度泣いたかわかりません。
自分にできることを全て出し切って、でもダメでした。挫折とは感じていません。精一杯やった結果です。認めるしかありません。

僕には以前にも精神疾患の病歴があります。当時の経験からも「病気で人生が変わってしまう」というのは全く大袈裟とは思いません。でもそれは、悪い意味とは限らない。
喪失体験と向き合うことの重要な成果は、新たなアイデンティティーの獲得にあります。人生がどう変わるかは、これからの僕次第です。

今はケースワーカーの支援を受けながら社会復帰を目指しています。病気はまだ寛解とはいかず長い道のりになりそうですが、希望を持って路を拓きます。

頑張りますよ。