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【ナイトワンダラー】注目カード(マイナー寄り)
JCSに合わせた各種発表も終わり、何なら1つ先の
「ステラミラクル」の事まで一部判明した所ですね。
とはいえ一旦目前の「ナイトワンダラー」、ということで
しばらくやっていなかった新弾のマイナーピックアップ。
今回は個性際立つ「ポケモンex」は1枚も触れず、
完全にR以下に焦点を当てて選んでみました。
▷ポケモン
①デンチュラ
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公式の検索欄でも最初に目に入る「デンチュラ」。
最大の特徴はその特性で、条件を満たしていれば
ACE SPECの「マキシマムベルト」と同じ「+50」の攻撃力を
得ることが出来るユニークなポケモンです。
この効果は「このポケモンが使うワザ」なら何でもいいので
「ワザマシン」などで攻め方の幅を広げる事も可能です。
![](https://assets.st-note.com/img/1717479999629-hJbGAg4vGt.jpg?width=800)
本来「ポケモンのどうぐ」は1枚しか付けられないため
不可能を可能に出来る珍しいカードの1つになります。
条件の関係で特に有効な相手は限られてはしまいますが、
「ハピナスex」などは「特性あり」×「高HP」に当てはまり、
このコンボを組み込んでおくと役に立つかも?
元々の攻撃も雷エネルギー付きの時点で「130」ダメージ、
決して低くはなく、弱点ならexも倒しうるのがポイント。
![](https://assets.st-note.com/img/1717480359419-ubJWKTw21H.jpg?width=800)
1つの戦略に頼りきらずある程度対応の幅がある、
というのが「デンチュラ」のいい所でしょう。
求められる2つの異なるエネルギーはそれぞれに
ある程度カードの効果で付ける手段があるタイプなので
さほど困らない組み合わせなのはグッド◎。
②イベルタル
![](https://assets.st-note.com/img/1717480658861-PA61y5mmo3.jpg?width=800)
「イベルタル」は何と言っても「むしばむかぜ」。
既に存在する「ヒスイウォーグル」の亜種のようなカード。
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「ヒスイウォーグル」と上の技で比べた時の違いは
・進化ポケモンか、そうでないか
・ワザにエネルギーが必要かそうでないか
・乗せる数が2個か3個か
・次のレギュレーション以降でも使えるかどうか
大きくこのあたりとなります。
何より一番下が重要で、同じコンセプトのデッキとして
この先より長く使おうと思ったら「イベルタル」ですね。
真ん中の2点は「ヒスイウォーグル」の方が優れている点で
単純により多くのダメカンをエネルギーに縛られず
バラまけるのが強みであり、「アマージョex」と合わせた
コンボが有名なポケモンですね。
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別のタイプのエネルギーを使うことなく、かつちょうど
残りHP分のダメカンというのが綺麗なコンボです。
この舞台においては「イベルタル」は一歩劣りますが、
別のカードと組み合わせるならば話は別。
![](https://assets.st-note.com/img/1717481449610-wSIAaFzw8m.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1717481484463-lHxU9v1cxG.jpg?width=800)
「ユキメノコ」×「マシマシラ」のダメカンバラまきコンビと
「イベルタル」の相性は中々のものです。
使うエネルギーが悪で揃っているので問題なく、
「イベルタル」自身は悪タイプなので「ダークパッチ」などの
悪タイプ用のエネ加速を併用出来るのが便利なところ。
特性を持つポケモンは猛スピードで、それ以外でも
「アドレナブレイン」との合わせ技でガンガン削れます。
この場合進化の手間を減らしつつ、よりコンパクトに
コンボが行える「イベルタル」がある程度優勢です。
試合展開次第では夢の「サイド6枚取り」を狙えるかも?
進化が「ユキメノコ」しか絡まないので、お互いが使う
「ナンジャモ」や「ツツジ」で困りにくいのは要注目。
③ダイオウドウ
![](https://assets.st-note.com/img/1717482351319-XGbn6pZs8z.jpg?width=800)
ポケモンからはこちらが最後で「ダイオウドウ」。
珍しい特性により相手は別の「スタジアム」を使いにくく、
こちらが使う「スタジアム」を維持しやすいのが特徴です。
同じ新弾の「ニュートラルセンター」はコンビの筆頭。
![](https://assets.st-note.com/img/1717482538441-gR2dkupuss.jpg?width=800)
もちろん強力な組み合わせですが、そこは「ACE SPEC」、
サイドに落ちてしまうと途端に困りますし、
特にこれは「使い直し対策」がされているので
1回崩されてしまうとそれっきりです。
じゃあそんなに強くはないのかなという所に「待った」。
「ダイオウドウ」自体のスペックはexでないにしては
そもそも高めにされており、エネルギーこそ重いですが
HP、ワザのダメージともにexと張り合えるほど。
普通の「スタジアム」を活用するだけでも十分強力です。
![](https://assets.st-note.com/img/1717483065109-N9yZhQt6kR.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1717483065153-oIRTYBU5h5.jpg?width=800)
「レッスンスタジオ」ありでの攻撃力は「240」、
地味に見えて「タケルライコex」が倒せるようになる
絶妙な攻撃力を得ることが可能になります。
「フルメタルラボ」はHPが割とある「ダイオウドウ」なら
十分マッチする組み合わせで、「200」前後のいわゆる
「中打点」と呼ばれるラインを耐えるかどうかで
多くのデッキに対して有効となる1枚です。
その耐久力を盾に、まずは普通に「130」のままで攻撃、
次の番では「130」と「230」を相手に合わせて……。
というように連続での攻撃が苦手な「ダイオウドウ」の
痒いところに手が届くのがポイント。
そしてこれらが「貼り替えられない」ことこそが強み。
最も手軽な崩し方は「違うスタジアムを貼る」事ですが、
それを許さないというだけで安定感は段違いのものに。
同時に相手の「スタジアム」戦略を止められるのが
個性で、相手によってはこれが意外と邪魔に?
▷トレーナーズ
①夜のアカデミー
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「夜のアカデミー」は直接強い効果を発揮するのではなく
他のカードと組み合わせてこそ真価を発揮できるカード。
山札の1枚目を好きなカードにすることにより、
本来は運に頼るタイプのカードを活用したり、
「カシオペア」とは同じ弾でのデザイナーズコンボも。
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![](https://assets.st-note.com/img/1717485642976-UzW5AB1ds4.jpg?width=800)
非常に厄介な条件の代わりに破格のサーチ効果を持つ
「カシオペア」を「夜のアカデミー」+「ホシガリス」により
使ってしまおう、というコンボ。
ポケカには「手札が少ないこと」を条件にするカードが
一定数存在しており、そうしたカードとの組み合わせで
1つの戦略としてまとめることも出来るセットです。
実は少し趣の異なるカードも別に存在しており……。
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同じ条件でこちらは大量ドローを狙える「ジンダイ」。
なんと最大のドロー枚数は「10枚」と、スタンダードでは
まずお目にかかれない派手な手札交換が可能です。
「カシオペア」とは反対に、こちらは最終的に
より多くの手札を持ちたい場合に向いています。
![](https://assets.st-note.com/img/1717486234407-ANFFIKxukw.jpg?width=800)
単純に「手札が多いほど得をする」カードと組み合わせて
「カシオペア」と逆のコンセプトで活用するのはもちろん、
大量のドローはサーチと違い運要素こそもつものの、
様々なカードを組み合わせた豪快なアクションと
相性がいい側面もあり、目的によって使い分けましょう。
最低限自分でベンチポケモンを並べてしまうならば、
相手が少なくても「捨てない博士の研究」くらいは
引くことは現実的なので意外と強いかもしれません。
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とはいえほとんどコンボ前提だと使えない時が困る、
という場合は「ペリーラ」も意外と有効な組み合わせ。
こちらは相手次第のドローになるところがくせ者ですが、
普通に使ってもある程度は引ける可能性も秘めており、
上手く相手を見て使うことが出来れば、時には
理論上最高のロマンカードに化ける……ことも?
手堅く論理的に使うか、豪快にキメるかは使い手次第。
②アクロマの執念
![](https://assets.st-note.com/img/1717487466854-hf0kFDq24B.jpg?width=800)
同じ時期に同じキャラクターのサポートが2種あるという
珍しいカード、「アクロマの執念」。
「スタジアム」+「エネルギー」(何でも)という、
ポケカの中でも特にサーチするのが難しいカード群の
組み合わせで持ってこれるサーチ系サポートです。
どちらも滅多にサーチカードは登場しないため、
これらにデッキの軸を置く際には替えのきかない
重要なサポートとして長く使われそうです。
片方だけでも貴重な効果の上、特定の組み合わせなら、
![](https://assets.st-note.com/img/1717487933114-W0OrVmItny.jpg?width=800)
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ベンチを通して活躍する「スタジアム」と、
「ジェットエネルギー」の組み合わせで持ってくることで
様々なアクションを確定させることが可能です。
こうした特殊エネルギー絡みのコンボの大敵である
「シンオウ神殿」を相手が使っていたとしても、
同時に「スタジアム」も引いて対応出来るのが魅力です。
シンプルに考えても、それぞれに「ACE SPEC」も存在し、
唯一無二の役割を持つことが多いカード群2種のため、
どんなデッキで活躍してもおかしくないカードとして
「アクロマの執念」は頭の片隅に入れておきましょう。
そして、このカードの活躍ぶりも確認しながら
「あのカード」が今強そうかを見極めるのも大切ですね。
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1エネ「トライフロスト」でとんでもない事になるかも、
というのは使う時は念のため想定しておくのが吉。
この「キュレム」は「ロストデッキ」がいる今だけでなく、
今後「アクロマの執念」の評価と合わせて動くため、
「もしかして……?」と言う時には要チェックです。
▷終わりに
今回はピックアップ対象としては5枚のカードを、
それに関連するところもいくつかという形でした。
素直に「ポケモンex」達の話もしたいところですが、
それこそデッキ研究として光が当たりやすい先なので
一旦各々の発見に期待したいところですね。
もちろんそれぞれ独特な性能をしたカードばかりで、
筆者も発売日から色々試してみるのが楽しみです。
その辺りはこの際デッキ単位で書ければそれもいいか、
とは考えています、使ってみてからですね。
強化拡張パックだし、後に「ステラミラクル」があるし…、
と気を抜いているところかもしれませんが、
「ナイトワンダラー」、中々面白そうな弾です。
特に悪タイプ基盤の強化はやはり一際多いため、
正直同種のラインナップ内では不遇だと思われていた
「exスタートデッキ」の「ヘルガーex」を買っていたなら、
結構強化出来そうなので今一度取り出してみては?
悪タイプには効果自体は面白そうなワザを持つポケモンが
結構いますからね、数多くが日の目を浴びそうです。
次のシーズンの日程も9月から先明らかになりましたし、
何かしらの挑戦のタイミングを探すなら、空白となる
今この期間こそが地力をつけるのに最も重要です。
デッキこそ後々変わってしまうかもしれないですが、
プレイヤーとしての土台は今こそ固めてしまいましょう。
「ファーストエントリーキャンペーン」の再開なども
発表されましたからね、逃したらそれこそ大損です。
ジム店舗側の人間としても、ガンガン活用されることを
期待しています、定員を埋めるつもりでドンと来い。
それでは、また。
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