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【最新版】ドダイトス&イーブイデッキ【強化仕様】
この記事を書いているのはCL福岡へ出発する前の時間、
必要以上に体力を使わず出来ることを探していました。
そこでふと、noteを使い始める時に合わせて書いた
【ドダイトス&イーブイ】の記事が筆者の記事の中でも
多くスキをいただいたことを思い出しました。
多くの方に見ていただいていることを感謝すると共に、
前期「E,F,G」レギュレーション時代の構築記事であり
安価な商品として実際に販売するために採用カードを
意図的に制限していたものだったので……。
感謝の印として、現行版かつ強力なカードの採用もした
最新版の構築として手直しをして参りました。
基本コンセプトは維持しつつ、構築上の遊びも残したので
実際に遊ばれる際には独自カスタムもお楽しみください。
↓元構築記事、現在スタンダードでは使用不可です
▷概要
さっそく今回のリストをどうぞ。
![](https://assets.st-note.com/img/1708052570507-hgtaRgnyki.png?width=800)
前回構築と比較して、入手にやや手間のかかるカードが
かなり増えました。
とはいえあまりに高額なカードは結果的に多くなく、
「ポフィン」をプロモで楽をすれば「ヒーローマント」が
単価としてはトップあたりになるのでは、と思います。
非ルールポケモン(Vとexではない普通のポケモン)を
軸にしているだけあって総合的にはお手頃です。
①基本の確認
基礎は最初の構築から変わっていないため確認程度に。
![](https://assets.st-note.com/img/1708051535203-aay43Qf0lB.jpg?width=800)
デッキの主役はこの「ドダイトス」です。
高めのHPと高火力わざ「エボルプレス」をもち、
使い方次第ではexポケモンにも負けない活躍を見せる
強烈なインパクトのあるポケモンです。
このわざを活用するためには場に進化ポケモンを
少しでも多く揃える必要があり、そのためのコンボとして
特性「きょうめいしんか」の「イーブイ」を採用しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1708051822343-drp8owqfwI.jpg?width=800)
本来ポケモンを進化させるには、それぞれの「たね」と
その「進化ポケモン」とを順に揃える必要があり、
準備とそれに続く手札とで多くの手札を要求するために
「数を増やす」のは中々骨が折れるものとなっています。
しかし「きょうめいしんか」は直接山札から進化するため
「進化ポケモン」を引く分の手間を省ける、だけでなく
「出した番でも進化ができる」という希少な効果のために
下準備に関しても多少余裕ができる強力な特性です。
このデッキでは主役である「ドダイトス」の1つ前の進化、
「ハヤシガメ」が特性「ひだまりのこうら」を持っており
草ポケモンを山札から手札に加えられること、
「イーブイ」の進化先に草タイプかつ、エネ加速をもつ
「リーフィア」が存在することで一本に繋がっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1708052295827-EpQc6S3xBg.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1708052325590-q9WGiBI1UJ.jpg?width=800)
まず「ナエトル」と「イーブイ」各1体以上を用意して
次の番で「ハヤシガメ」に進化、「ひだまりのこうら」で
「リーフィア」を持ってきつつ、この番でいいので
「2体目以降のイーブイ」を一気に出してから進化すると
それが同時に「きょうめいしんか」で進化します。
後はバトル場の「リーフィア」の「エナジーガーデン」で
必要なエネルギーも整えれば、次から多彩な攻撃で
相手を攻め立てることができる、という流れです。
②前回と違う点
大筋をおさらいしたところで、特に変わった点をご紹介。
まずは唯一いなかった初代の「ブイズ」、「ブースター」。
![](https://assets.st-note.com/img/1708053074091-8IhulQuUIH.jpg?width=800)
これらの進化先は特に「誰の弱点をつくことができるか」、
で使用を決めていましたが、最新版では有名所として
「サーフゴーex」という炎弱点のポケモンが新たに登場。
![](https://assets.st-note.com/img/1708053250290-b1we525eWt.jpg?width=800)
「ドダイトス」に任せるにはなかなかの難敵であり、
人によっては「サーフゴーex」の耐久力を上げることもあり
「ガチガチバンド」や「フルメタルラボ」などを使われると
いよいよ「ドダイトス」では一撃で倒せない相手に。
弱点をつける「ブースター」ならその条件下ですら一撃。
もし相手として想定するなら使う価値は十分でしょう。
きちんと「3ブイズ」が揃うのも面白いですしね。
またこれによる面白い変化として、炎エネルギーが
デッキに新たに入ることになるので、「かがやくポケモン」
として「かがやくリザードン」がピッタリハマるように。
![](https://assets.st-note.com/img/1708053613759-ytbx7xMaA0.jpg?width=800)
他の「かがやくポケモン」たちと比べてもこのデッキでは
元々一番相性のよかったポケモンで、無理なく使えるなら
これほど頼もしいポケモンはいません。
その代わり「3ブイズ」の共存はデッキが少し窮屈にも
なってはしまうため、どんな相手と戦いそうかを考えて
メンバーを考え直すのもいいでしょう。
次はなんと言っても「ヒーローマント」、新たに現れた
「ACE SPEC」の1つ、デッキに1枚の強力なカードです。
![](https://assets.st-note.com/img/1708054008562-Doou2xZXBr.jpg?width=800)
今回このカードを選んだのは「ドダイトス」との相性から。
付けた時のHPは「290」となり、これは例えば
「ギラティナVSTAR」の「ロストインパクト」すら耐え、
「リザードンex(悪)」を続けて2体倒すことすら可能にする
脅威の硬さを実現出来るピッタリなカードです。
他の「ACE SPEC」ももちろん強力で悩ましい中ですが、
一旦安価な方で十分強い「ヒーローマント」にしました。
ここで「ドダイトス」にとっては特に、
「攻撃を耐える→更に進化を増やすチャンスが出来る」、
という強烈なシナジーがあることも見逃せません。
やられて、増やしてを繰り返すのはこちらも大変なので
1度でも耐えてくれるだけで隙ができるのは嬉しいです。
弱点を付かれるなど、それでも倒される時は倒されるので
付けたからといって過信は禁物、よく確認しましょう。
③その他の補足
難しいところとして、このデッキが苦手とするところに
「単純に手札を増やすこと」があります。
「ひだまりのこうら」では草ポケモンが増えていくだけで
「トレーナーズ」などの便利なカードは増えないため、
「ビーダル」の特性「はたらくまえば」のように
手札を整えられるカードの力が借りられれば助かります。
ただ、かなり多くのカードを採用するために中身が
パンパンに詰まりがちなデッキであるのが難しく、
「何を入れて何を諦めるか」は使う人の腕の見せどころ。
筆者のリストはどちらかといえばこのまま戦うより、
「こういうカードは使えそうだよね」というものを
幅広く取っている参考リストのため欲張り気味で、
カスタマイズは各々に委ねることにします。
後は、強力な「なかよしポフィン」ですが、残念なことに
「ナエトル」は現在使えるもの全てがHP「80」。
そのため「ネストボール」や「ボウルタウン」などの
HPに関係なくたねを増やせるカードの採用は忘れずに。
なお「ナエトル」はリストの最新版をオススメします。
![](https://assets.st-note.com/img/1708055211249-e2840VZZKE.jpg?width=800)
この「ナエトル」、「にげる」エネルギーが多い代わりに
特性「かたいこうら」を持っているのが強力です。
なんと「かがやくゲッコウガ」の「げっこうしゅりけん」を
自力で耐えることができる力を持っています。
もしかしたらこの差が活きることもあるかも、ですので
可能ならこちらを選ぶとよりいいでしょう。
▷調整案
一応筆者からも「変えるならこういうところかな?」
という点をいくつかピックアップします。
1つの参考にしてください。
①タイプを絞って…
真っ先に思いつくのはタイプを1つ減らすこと。
「エナジーガーデン」は異なるタイプ3つを使うときに
最も強く使えるようになるので、4つめは少し欲張り。
「ドダイトス」の草と、「かがやくリザードン」の炎、
この2つは特に大事なので減らすなら残りの水と雷から。
どちらかを諦める、のもそうですが、思い切って
2つ諦めた上で他のタイプを使うのもアリ。
それが「超」で、進化ポケモンを増やすために入れている
「ゲンガー」が簡単にわざを使えるようになるため、
ブイズの種類を突き詰めることで違った戦略が狙えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1708055968829-Az08Fs6aSs.jpg?width=800)
3ブイズ達の下のわざは、強力な代わりに3エネ必要で、
加速なしで使うのは難しいため器用さが欲しい時に。
②「ドダイトスex」を使ってもよし
中には新しく出た「ドダイトスex」も活躍できないか、
と気になる人もいるのでは。
![](https://assets.st-note.com/img/1708056375053-iQAzn5DVj3.jpg?width=800)
こちらの「ドダイトス」にもまた違った魅力があり、
HPが更に高くなるのはもちろんのこと、
わざ「もりのこうしん」は1エネで撃てる軽さがあり、
「イーブイ」の進化コンボを「リーフィア」に寄せれば
草ポケモンと進化ポケモンを増やすことを並行できるので
2つの「ドダイトス」の両方を活かす道もあります。
「ジャングルハンマー」も2つはどのエネルギーでもよく、
エネルギーのタイプがバラけてしまってもいいところが
不安なく使えながら耐久を上げられる嬉しい要素です。
▷終わりに
筆者としてもいい時間潰しになる記事でした。
「進化ポケモン×進化ポケモン」のコンボデッキなので
癖が強い部分はありますが、決まれば楽しいデッキです。
前回構築から繋げて考えると、「レギュレーションの変化」
を味わうこともできて面白いかもしれませんね。
使いこなせさえすれば、草タイプは相性面では意外と
悪ポケモンの弱点を付けることが多かったり、
同じ非ルールポケモン達のちょっとした攻撃なら
持ち前のHPの多さで耐えてしまえたりといい事も多く、
最後の1年でも「ドダイトス」の魅力は尽きないです。
「きょうめいしんか」の「イーブイ」がもつ個性も含めて
全く別のデッキとしても考えてみたくなる、
そんなきっかけを提供できていれば幸いです。
ぜひ「あなたのデッキ」に染め直してみてください。
さて、福岡に向けて最後の一休みをしなくては…。
それでは、また。
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