シティS3、1-4予選落ち【芸術は爆発】
シティS3とその他サブイベントに参加してきました。
今回はついに惨敗、具体的には57位に終わりました。
順位にはこだわらずに臨んだ3回目ですが、
もちろん負けるつもりで来たわけではありません。
文字通り砕け散ったデッキの生き様を遺します。
▷シティリーグ予選
①デッキリスト
店舗の分布発表では「ヒスイドレディアVSTAR」と
記載されていましたがとんでもない(?)、
真の顔はやはり「フォレトスex」、すなわちこのデッキは【爆裂ロックバレット】です。
迫真の「ナンジャモ&ツツジ+ポケギア」フル投です。
コンセプトは至ってシンプルですが一応確認すると、
爆裂して、ナンジャモして、ビートする。
CL福岡のサブイベントでも回したデッキを調整して
持ち込みました。(オトシドリex軸がグッズ軸へ)
以下主要カードの確認です。
②ヒスイドレディアVSTAR
進化前は0エネドロー技で苦し紛れのアクション候補に。
本命はSTARパワーで、草ポケ&エネを大量にサーチし
爆裂ムーブに必要なパーツを一手に揃えられる、
「草限定の最強スターバース」です。
更に技「キャメルスピン」は230の打点ラインで
「テツノカイナex」のHPラインを担当でき、
バレット的要素の一端もしっかり担っています。
③スコヴィランex
ハンデス最強!
ナンジャモ&ツツジで細くした手札から追加でもぎつつ、
しっかりシステム非ルール系統は大体落とせるので
究極の詰め要員として1ラインのみ採用。
やけど技により「ミミッキュ」でロックできないのも〇。
④チオンジェンex
たねアタッカーのため、動く直前にSTARパワーで引いて
展開が確定できるのが優秀なピン採用枠。
最大300のベンチ狙撃、時点でもたねのVやexは落ちる
240の狙撃ラインで詰めるビート時のエースです。
前にも220の安定打点は出せるため腐りにくいのですが、
逃げエネの重さは無視しがたく、サイド落ちは割り切って
ピン採用がベストと判断しています。
⑤ハバタクカミ
唯一の草ではない準アタッカー枠。
ロストデッキなどの足を絡め取れる強みや、
展開前にバトル場にいるだけで役立つ枠として2枚。
爆裂は付ける先にはタイプ指定がないので殴れます。
このデッキはあらかじめ場におけるリソースには弱く、
ロストなどに抗う上ではリカバリーを阻止しながら
キュワワー等を取っていく役になります。
▷簡易戦績
ロスギラ先×3-6
雷寄せ未来後×種切れ
ドダイトス後〇種切れ
アルギラ先×2-6
ルギア後×3-6
両負けが起きたそうで6戦目はなし
5戦のうち、どうにもならない事故は2戦目のみです。
残り3敗分に関して、サイドを取れているように
アクション自体は起こせており、勝敗の岐路となったのは
「どの裏目を切りながら叩いていくか」でした。
もちろん結果論的な部分もないではないですが、
仮に思考を深めれば選べたであろう択も多いと振り返り、
負けたのはあくまでプレイングのせいだと感じました。
決して相手の右手が強かったという安易な話ではなく。
これは裏を返せばやりようによっては成績が変わった、
という可能性に繋がる話であり、自身の見込みよりも
なおチャンスのあるデッキだったのだろうと思います。
特に、想定上このデッキはLO系列や古代未来に強く、
毎ターンのように大きく手札を荒らし続け、
LOに至っては本来有り得ない「ナンジャモ&ツツジ」の
喰らい方をするのでリソースケアが間に合わず、
盤面を有効アタッカーで埋めやすいためロックにも強いと
「カビゴンLO」あたりには理論上無類の強さを誇ります。
しかも決勝がカビゴンミラーだったそうで、
ある意味一番悔しかったですね、序盤で勝てていれば
途中で当たっていたのかも、初戦が一番肝でした。
その他あらゆるデッキに対してワンチャンを作れ、
乗り手のセンスとその日の運気次第ではひっくり返る、
尖り切った束ではあったと思っています。
(今日はそのセンスが足りませんでした、勉強不足)
▷追記①BOX争奪戦
▷簡易戦績
クエスパトラ先〇6-2
フォレトスバレット(多色)後×2-6
トナメのため終了
ミラー?????
なんとシティで当たった方が触発されたのかご自身流の
「フォレトスex」デッキを使っており、かち合いました。
まさかの事で判断が鈍りました、恐らく先に潔く
爆裂展開していれば……というところでした。
ナンジャモ後爆発にするしかなくリスクの天秤で悩み、
躊躇ったのが運の尽きだったと思われます。
サイドレースで相手のアクションを狭めた方が
手札を与えてでも有効だったかも、です。
フォレトスの弱点はお互い様、と…。
お相手の方は多色でアタッカーの内容が全く異なり、
ちょうど後の構築候補として考えていた軸そのままで
内心とても驚きました、今度こちらも形にしたいですね。
フォレトスの性質上、技が無色ベースならアタッカーに
立候補できるため、カイナやかがリザ、次弾では
アカツキガチグマなどが候補に出来ます。
草軸は薄れるためドレディア等は抜いてトレーナーズに
枠を譲って整える形になると思います。
アカツキの存在が出たので来てからと考えていました。
タイプに囚われない分カスタム性の塊なので来期は
こちらを強く検討しているのではないかと。
このデッキがまだ遊べるという話ですね。
▷追記②ジムバトル(スイスドロー)
▷簡易戦績
クエスパトラ後×4-6
サーフゴー後×2-6
不戦勝
黒リザ後〇種切れ
今更ですがじゃんけん負けすぎではないでしょうか…。
それも含めて強さなのでこのデッキはこればかりは
仕方がないところです、何かを得るには何かを切る事に。
エヴォリューションのようなアクションが言うほど
適性があるというわけでもなく、あえて後手用に
枠を使いすぎるのもと考えて切っています。
そして「サーフゴーex」は今考えられる中では
一番の不利対面と呼んでいいと思います。
置きリソースの塊のようなデッキの上まさかの草抵抗…。
最悪の場合先2手裏剣をしてくる可能性すらあり、
じゃんけんに勝ってすぐに手札荒らしを続けて何とか…
ちなみに、全カードプールを見ても草タイプで
サーフゴーをワンパンできる候補は驚くほど少なく、
ここを意識するのは窮屈そうです、やはり多色軸か。
今日当たった中では本当の意味で厳しい対面でした。
▷実はあった採用候補
最後まで検討していた枠として「カイロス」がいました。
このデッキは爆速でサイドレースが進むため、
どこかで奇数にズラして限界まで絞り尽くせると
より勝ち筋が太くなるのは間違いありません。
「草、たね、非ルール、安定高打点」の条件を満たすのは
物の見事にこのカイロス程度しかおらず、後は
打点が足りなかったりコスパが悪かったり。
枠管理に苦心して断念しましたが最後のピースとしては
優秀であり、今日もいたらいたで使ったと思います。
理想系としては最初の荒らしでボスなどを埋めてから
渋々でカイロスを取らせ残りサイド1に調整、
そこで撃つナンジャモ+スコヴィランで正真正銘の
フルハンデスを叩き込めるのであわよくばコンビで。
今日1日でガッツリ回せたので調整も考えやすいです。
▷終わりに
これは主観ですが、本当に惜しかったです。
何か有名なデッキタイプに例えるならば、
ロストバレットがヤミラミで終盤で行うような
「刈り取るためのロック」をド序盤から押し付ける、
そういう性質のデッキ構成となっています。
基盤はしばらく使えるので、草強化、待ってます。
頼むぞオーガポン。
見た目以上に事故率が高い訳ではなく、先後は響きますが
ドレディア+クヌギダマ、くらいの盤面があれば
ある程度初動は成立するのでバカにできません。
初動の太さが強さに繋がるため、ジャッジマンなどの
ツツジより前に撃てるサポートを厚く搭載してみたり、
真剣に「マスターボール」を採用できるデッキの1つです。
もちろん他ACE SPECも大体強いのでかなり好みですね。
除去札を引かれにくいのでマントも強く働きますし、
ベルトでexのタフネスで誤魔化させないのもアリです。
(それでも倒せないサーフゴーとの相性たるや…)
相手が置きがちなタウンデパートを使えるのも無駄なし。
今回は入れ替えの2枚目、キャッチャーの5枚目を兼ねる
最安定のプライムでした、当然強いですね。
実際入れ替えは厚く欲しいので2枚以上にしましょう。
ロストスイーパーは保険置き封印石を咎めたり、
各種スタジアム、特にポケストップなどのリソース系など
コンセプト上の障害になる札全般に触るため必須です。
本当はここも枠は増やしたいくらいですね、
こちら側も手札と山札がぐるぐるし続けるので、
不要札をロストに投げて純度を上げるのが強力です。
その弾をドレディアが持ってくるのも噛み合っています。
絶賛負け越した後ですがデッキ自体は光るものがあり、
順位を上げて花を持たせられなかったのは悔やまれます。
安くて異次元の動きが取れるマイナーの鑑です、
ぜひ我流でお試しあれ。
それでは皆様、お疲れ様でした!
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