【てんきよみポワルン】デッキの解説
今回はオリジナルデッキ解説第2弾です。
前回と異なりある程度
「このデッキを完成させるならこうだろう。」
というメジャーな形に近い雰囲気で作成しました。
また「ドダイトス」とは異なり、主役となる「ポワルン」自体が「E」レギュレーションのポケモンであり、しばらくすると使えなくなる可能性が高いカードです。
そのためこのデッキでは
使える間はしっかりと遊べること
後になって便利なカードが手元に残ること
これらの実用性を重視した仕上がりになっています。
それでは長くなりましたが本編へ。
常識破りの「エネルギー0枚」!?
まずはリストの確認からですが、見ての通りエネルギーカードが1枚も入っていません。
しかしご心配なく、このデッキはこの状態で完成品となります。
鍵はもちろんこのデッキの主役です。
この「ポワルン」達は特性「てんきよみ」を持ち、トラッシュに8枚のスタジアムが貯まることでエネルギーを付けていなくても技が使えるようになるのです。
また、ポケモンカードのルールとして
「同じ名前のカードは4枚まで」
とありますが、「ポワルン」は名前の続きに
「〜のすがた」とあり、これで別の名前として扱われるため問題ありません。
これは別のポケモン達でも言えることなので覚えておくといいでしょう。
この特性を活かして準備が整い次第自由に攻撃を繰り出せる、それが【てんきよみ】デッキのポイントです。
「スタジアム」の力を使いこなせ!
たくさんの「スタジアム」をトラッシュに送らないといけないため、エネルギーの代わりと言わんばかりの枚数がこのデッキには入っています。
ここで「スタジアム」は強力な効果をもつ、ということが強みになります。
ただのエネルギーの代わりではなく、使っても強いカードが多いのです。
「ポケストップ」は最初の準備で強力なスタジアムです。
元々の良さである「グッズ」を手札に増やせるのはもちろん、ここで「スタジアム」が出てきてもトラッシュに行くため無駄になりません。
「頂への雪道」は相手の邪魔ができる厄介なカードです。
強力なカードには強力な特性が付き物、しかしそれが無くなってしまうとデッキの目的そのものが実現できなくなってしまい、相手はどうするか困ってしまうでしょう。
もちろん「ポワルン」達の特性は大丈夫です。
小技:倒されたくないポケモンは?
「スタジアム」に関連して大切なワンポイントテクニックを紹介します。
この「イキリンコex」は「イキリテイク」の特性を持ち、最初の番に限り「博士の研究」のように大胆な手札交換をすることが出来る強力なポケモンです。
このデッキでは準備を素早く進められるため積極的に活用したいポケモンですが、弱い所もあります。
それが特性の後は何も出来ないこと。
エネルギーがないので技も使えず、逃がすこともできません。
それどころか倒されてしまうと相手にサイドを多く取られてしまいます。
そこでこの「崩れたスタジアム」。
このカードを出した時にベンチが5体全て埋まっている人は1体をトラッシュしなくてはならないスタジアムです。
ここで「きぜつ」と「トラッシュ」の違いが大切です。
ポケモンカードではポケモンが「きぜつ」すると対戦相手がサイドを取ってしまいますが、「崩れたスタジアム」などのようにただ「トラッシュに送る」だけの場合は「きぜつ」したことになりません。
もちろんサイドは取られません。
そのため、役目を終えた「イキリンコex」を安全に場から離れさせることができます。
最後に
色んな手段で一気にトラッシュを貯めて、見た目以上に攻撃力のある「ポワルン」達で休まず攻撃を続けよう。
何より、エネルギーがないことで
「誰にエネルギーを付けよう?」
「出したばかりでまだ攻撃できない」
などの普通のデッキならありがちな困り事が無くなるのがこのデッキの面白い所です。
しばらくポケカを遊んで他のデッキで遊ぶようになっても、使いまわせる便利なカードがこのデッキには多めに入っているので構築がしやすくなっています。
ポケカの「こんなことも出来るんだ」という
変わったところが見られるデッキの紹介でした。
それでは、また!
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