見出し画像

勝負だ!!

先週火曜日(3/5)に抗がん剤3回目を受けた。
前回の時にオキサリプラチンという、体を攻撃系を3/4に減らしてもらったのと、副作用止めの薬が強いものにかわったお陰で前回は屍にならずにすごせたので、比較的気持ちが軽く受けられた。

夫が初夏の頃に開催されるサンボマスターのライブのチケットをとってくれたので、最近それを聴きながら過ごす事が多い。

「なんなのサンボマスター!!ガン患者のために曲作ったの!?」
ってくらいささる曲多し!!
「ちょっとみんな聞いて!元気でるよ!」
って思うから化学療法室のBGMにしてほしいくらい。

まぁ、そんな事はさておき…不思議と1回目も2回目も点滴の針は刺したけどいざ点滴が始まるまでに呼び出ししないと放置されたまま時間過ぎてるなんて事が続いていて、今回もか?と訝しんだけど今回の担当の若い生真面目そうな若い男の子は、そこらへん抜かりなくすぐに点滴用意してくれて、なんなら点滴の針刺しも過去イチGOOD!!違和感全くナシ!!そして、「点滴用のスタンド(?)が反対側にあると体すの上にチューブが乗って邪魔だと思うので移動しますね!」と細部にいたり気配り上手さんでこの看護士さんにあたってラッキーぐらいの気持ちだった。

だが、しかーーーーーーし!!!

なんでだろう?その看護士さん、何をするにも
「すみません」
「ごめんなさい」
っていいながら行動してる。
私にとっていい事ばかりしてくれてるのに…。

「謝る事何もしてないよ。ありがたいよ。」

って声かけても、

「すみません」

って返ってくる。もう笑うしかない。
なんだろね。その部屋には彼くらいしか男いないし、若いから「すいません」「ごめんなさい」って言葉で先輩や患者さんと接するのを定型にした方がやりやすいのかな?
でもなんかもったいない。
いい事してくれてるのに「すみません」「ごめんなさい」って言われると、こっちも「すみません」「ごめんなさい」って気持ちになっちゃう。

私は『おいおい、もうちょっと深刻にうけとめろよ』って思われそうなくらい、ガンなんて自分で製造したものだし怖くない。医者の悲観的なエビデンス超えてぜってぇ治してやる!って思ってるせいか、看護士さんや友達からすごく気遣われてしまうと、「いやいやいやいや…無問題やし。その気遣いいらんし!」って気分になるけど、きっとつらい抗がん剤治療を真正面から受け止めてギリギリの気持ちで頑張ってる人もいると思う。そういう人からすると看護士さんの一挙一動でイラついたりあたってしまう事もあるかもしれない。そこから生まれた「すみません」だったら悲しいな…。

私は絶対、頑張らないでガンをなくす!
そしてたくさんのガン患者さんにがんばらなくていいんだよって伝える!!
そして、医療従事者もガン患者さんも明るく前向きにガンを克服する環境になってほしい。
せっかく志を持って(かどうかは知らないが)医療の道に進んだのに「すみません」ばかりでる環境は残念すぎる。

とりあえず次回その看護士さんに当たったら、彼が「すみません」って言う前に「ありがとう」を連発して「すみません」封じをしてやる!!

勝負だ!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?