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セカンドオピニオンに行ってきた〜

先週金曜日(2/9)に夫と2人で大阪国際ガンセンターへセカンドオピニオンを受けに行ってきたぁ〜(ウルルン滞在記風に)

なぜそこに行く事にしたかと言うと、加入してる保険会社に問い合わせをして、手術以外の方法で胃がんの治療件数が多いところを教えてもらって、1番多かったのがそこだったから。
ついでにいうと、夫が色々調べる中で「トモセラピー」という放射線治療に興味があってそのへんの話も聞きたがったから。

45分¥3,1000

高い!耳穴かっぽじって一言一句聞き逃すまい!と思っていざ出陣!
「メモ取る時間がもったいないので、録音させてもらってもいいですか?」
と私が聞くと快くOKもらった。
しかーーーーし!私ってば、録音画面の上でメモを取ってたせいか、15分くらいで切れてたぁ(>_<)やってもたぁ〜!!!
メモ取る時間もったいないとかいいながらメモとったんかい!
何やってんだ私!
と思ったのは、終了した時。(涙)

ドクターを最初に見た感想
『チッ!主治医と同年代じゃねぇか?若造め』
(医師に敬意を払えよ!めっちゃ勉強して寝る時間少なく頑張っているんだぞー)

しかーーし。やはりここはセカンドオピニオン!
私や夫が聞く事に丁寧にわかりやすく説明してくれる。
なんなら質問する前に、今の私の状況説明をしてくれる段階で主治医から聞いてない薬についての話がでてきたり目から鱗がいっぱい。

【セカンドオピニオンで教えてもらった事】
・今受けてる抗がん剤はどこの病院でも同じものを受ける事になる
・治験などで都会の病院の方が情報が早い可能性はあるが、今の主治医の先生もそういった情報は入ってきて対象となれば話があるはず
・オキサリプラチンだけだと効果が弱いのでエスワンを飲む事で後押しをしてくれる
・オキサリプラチンの副作用のうちの痺れに関しては次のステップの抗がん剤でも同様の副作用が出るため酷くなる前に辞めるもの。だいたい半年くらいでやめる。それで打たなくなっても1年くらい後遺症が残って物をつかめなくなる人もいる。
・その後、エスワンとニボルマブだけを継続していい状態が続けばそれだけを継続できる。

私の中で「え?何それ!」って思ったのが、エスワンがオキサリプラチンの効果を後押しするってやつ。
主治医から聞いてない!!!
なもんで、一回目の抗がん剤治療の時に吐き気がひどかったらエスワン飲まなくていいって聞いたし、14日間のうち4日間くらいしか飲んでない!!
あんなつらい思いしたのに、半減した状態で終わってたの私!?なんなんそれ!つらい損やん!!マジかー…

そして、オキサリプラチン怖い!感覚なくして物を持てなくなる副作用なっとったら料理もできなくなるやん。本もページめくれないの?何を楽しみに生きるの?
冷たい物触ると痺れるって聞いてたから、夏に子供達と川やプール行けないかぁ、夏までにやめたいなぁ…とか思ってたけど、それどころちゃうやん!

そこらへん聞けたのは¥31,000の価値があったかなぁと思う。(金額しつこい)

夫が聞いた「トモセラピー」は胃癌に適応できないとあっさり否定。わかってた事ですけどねぇ。
しかも夫が「主治医の先生とうまく意思疎通ができない時はどうしたらいいんでしょうか?」って聞いた時には『そんな事きくー』とビックリしたわ。ドクターも困ってたよな。
「距離遠いですがうちに通ってもらっても…」
『ムリムリー。抗がん剤うけに大阪とかしんどすぎるー』(心の声)と困り顔の先生に愛想笑い浮かべながら取り下げたわ。
(私と夫で全然質問内容違ってて2人でいった甲斐があったな。¥31,000払った甲斐があったわ。(しつこい))

そうなのよ…主治医の意思疎通問題。どうすっかなぁ。

抗がん剤はあと2回、私の心が折れなかったら受けようと思った。なぜ2回かというとだいたい2〜3ヶ月毎にCTなど経過観察の検査があるから。3回受けたらそうなるかなぁ…と。あと、何事も3ヶ月くらい続けないと結果が出ないものだと自分が思ってるから。
その決断は大阪の先生がオキサリプラチンをやめてエスワンとニボルマブだけで長く効果が出てる人もいるという話をしていたのが後押しした。免疫チェックポイント阻害薬には興味がある。副作用強いオキサリプラチンはやめたい。
ニボルマブの効果がある人は3〜5%らしいんだけどね。それでも自分の免疫細胞の後押しをしてくれるものなら希望を持ちたい。
今の主治医が受け入れてくれるかわからないけれど、2〜3ヶ月後にCTなど今の状況確認をする。その時の結果がよくても悪くてもエスワンとニボルマブだけにしていきたい。

廃人状態の日々や、痺れ対策に手袋何重にもして料理やトイレに行く生活は、ガンを知ってから色んな事を手放して自分の体をいたわることを優先する生活をする事に決めた私には受け入れがたく、生きる選択と思えない。

とりあえず、副作用怖すぎて「低分子フコイダン」という統合医療にも手を出してみた。
それもめっちゃ高い!!!
1ヶ月25万円!!(私の場合は)
抗がん剤の効果を後押ししたり、何より副作用を抑えてくれる効果があると言われている。
統合医療ってすごい数あるし、効くと証明されてるものが数少ない中で、これは結果が大学で研究されてるものなので信頼度が高いと思ったのと、県内で取り扱っているクリニックの先生に話を聞きに行った時に、押し付けでもなく本当に色んな方法のお話しをしてくださって好感が持てて、看護師さんや受付の人など全体的な雰囲気がとても心地よく安心感があった。いいクリニックだなと思った。(主治医との対比効果もあったかもしれないけど…)
値段が値段だけにすっごい悩んだけど、夫のへそくりから出してもらう事になった。ちょっと心苦しいけど、夫は厄年なので、きっとこういう形で吐き出してしまった方が夫が病気になったり会社で大きな事が起こったりしなくていいんだと思う事にした。(こんな事ばっかり切り替え早い…笑)

ちなみにこれは抗がん剤の点滴受けながら入力してる。
2回目のオキサリプラチン。
普通に点滴すると血管に痛みがでるから温めながらの点滴。その状態だけでもドギマギするけど、一回目は何も感じず終わった。回を重ねる毎に酷くなるらしいこの副作用。
2回目の点滴は確かに痺れを感じだした。痛くはないけど、指先がピリピリしてるぅ。2時間かかる点滴のうち、まだ30分しか経ってない…これ以上ひどくなりませんように!!!

タオルの中にホットパックが2つ入ってて温かい

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