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展示受注会 ありがとうございました

Portaille
2024 Collection 02
ご来店くださいました皆さま、
ご注文いただきました皆さま、
誠にありがとうございました。
m(_ _)m

Portaille大渕さんに
カッコよく
仕上げていただきます。
コーディネート計画など
たてていただきながら
楽しみにお待ちくださいませ。

今回のコレクション、
R(O)さまに
前日の金曜日に
ご注文いただきまして始まり
これは、もしかして
3日間てんやわんやに
なっちゃう?などと
おもったりも
しておりましたが、
そんなこともなく
いつもの感じでございました。

今回、
ご都合が合われなかった皆さま、
見たら欲しくなってしまうから
行くのを控えたと
おっしゃいます方、
行く気なかったと
おっしゃる方(T . T)
・・・・・
また開催させていただけました際は、
何卒よろしくお願い申し上げます。

ということで、
本日は、Portaille
2024 Collection 02
でオーダーいただきました
レザーをざっと
ご紹介させていただきたいとおもいます。

※オーダーいただきました
シューズ、ブーツではなく
お選びいただいたレザーとなります。

BOX SUEDE
black

今回のコレクションで
登場しましたNewレザー
Clover(私)推しのスエード。

展示受注会前のnoteでも
ご紹介しておりますが、
推し推しのものでした。

国内タンナーにより
混合鞣しで製造された
ステアスエードです。
ステアらしい
ハリコシがあり、
毛羽立ちは控えめで
オイル感を感じられる
手触りです。
疵など目立ちにくく、
小雨程度であれば
気にせずに履けてしまう
タフなスエードです。
表面を擦ると
オイルの影響で
毛羽が寝て、
鈍い艶が生まれます。
履きこむことで生まれる
革表面の擦れや皺など、
表情の変化を
お楽しみいただける
スエードです。

ちょっと逸れますが、
昨日、スエードとヌバックの
お話になりましたので少し。

どちらも起毛された皮革ですが、

スエードは革の裏側。

ヌバックは革の表側
表面を起毛したものとなります。

ご存知の方のほうが
多いとおもいますが。

ちなみに
スエードとバックスキンは
本来別のものとなります。
バックスキンは
英語で BUCK SKIN

BUCK 牡鹿

BUCK SKIN(雄鹿革)
雄鹿革の吟面を
起毛させたものが
バックスキンでした。

雄鹿の起毛革であったこと、
BACK 後、裏の革 などで、
いつの頃からか
起毛革がバックスキンと
言われるようになっていると
もう何十年も前に
学んだ?覚えがあります。

フツーに通じるので
大丈夫ですが、
ちょっとした豆知識として。

あとディアスキンは
DEER  SKIN
DEER 牝鹿
DEER  SKIN(雌鹿革)
ですが、
雄、雌とも
鹿のスムースレザーは
ディアスキンに
なっているかとおもいます。

逸れてしまいました。
つづきを。

MARGOT
Italian  scratch shoulder
gray

こちらも、noteの
グレーレザーで
ご紹介させていただきました
ものになります。

植物タンニン鞣しの
ショルダーレザーで、
革の表面には、
スクラッチ加工が施された
(小さな丸状のスクラッチが
入っております)
マットな風合いが特徴の
レザーとなっております。
マットな風合いですが、
変化しやすい革で
使うほどに艶が出てまいります。
最初の印象とは異なる
レザーへと変化していきます。
(下記画像右側部分のように
変化していきます)

CHROMEXCEL 
natural

こちらもnoteで
ご紹介させていただきました
アメリカのタンナー
Horween社製の
CHROMEXCELです。

伝統的な製法で
時間をかけて
たっぷりと
オイルを浸透させた
弾力性のある
プルアップレザーです。
独特のもっちりとした
手触り、質感で、
堅牢な風合いです。
皮は強度のある
ステアハイド。
その中でも厳選され
2.5mm厚〜のものが
使用されています。
皺の山谷で
色味の変化がみられます。
オイルが動きます。
裏から指で押すと
繊維内を移動します。
独特の陰影のある表情が
魅力的なレザーです。

CURARO
Italian emboss shrink
gray

Newレザー、
こちらもnoteの
グレーレザーでご紹介済みですが。

タンニン鞣しの際の
油分量を調節し
パステル調のグレー染めに成功。
革表面は、
型押しと揉み解しにより
シボ感を表現。
エレファントレザーのような
風合いに仕上がっています。

目玉みたいな感じのものなど
シボ系があまり好きではない
お客さま(私)も、これは良い
こういうシボは👍と。
(やっぱりシボによりますね)
色味が。またgoodです。

ROMA
Soft tanned horse
deep black

ラストのこちらは
事前のnoteで
ご紹介しておりませんでしたが、
Cloverなブーツで
何度も登場しております
ROMAホースレザーです。

ポルトガルの
Castro&filhos社による
フルタンニン 鞣しの
ホースレザーが
使用されております。
細かなレシピは
秘匿となっておりますが、
革表面は引き締まり、
手揉みすると
オイル感を感じられますが、
全体的にマットな風合いです。
こちらのDeep blackは
黒みが強いものが
採用されております。
馬革特有の疵がございます。

以上、今回の展示会(受注会)で
お選びいただきました
レザーでございました。
今後のご参考になりましたら幸いです。

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