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公民が好き

中学時代1番好きだった科目は何ですか?
と聞かれたら、私は「公民が好きでした」と答えると思います。

私がなぜ公民が好きなのかについて書いてみました。

公民との出会い

そもそも私は勉強が好きではなかったので、小学生の時はもちろん、中学に入ってからも最初は成績を取るためにしか勉強をしていませんでした。「○○が興味深いから勉強してる」という科目は一つもありませんでした。

中学三年生になった時、公民という科目に出会いました。初めて聞く科目の名前に「なんか難しそうだなぁ」という第一印象を持ったことを覚えています。でも実際はとても興味深い科目でした。

身近にある事

私は中学生時代、家に帰って19時のニュースを見ながらお菓子を食べ、21時のニュースを見ながら夕飯を食べるというルーティンでした。
なので、社会の様々な出来事を自然と吸収していたのだと思います。

公民の授業では社会のありとあらゆる問題について学ぶことができました。
普段目にしていたニュースの裏側はこんな風になっていたのか!と繋がりを感じた時、「公民って興味深い」と思い始めました。
身近にある事との繋がりを感じたことで、私は公民を好きになりました。

公民好きが高じて、私は大学でも社会学部に入学しました。大学では中学時代とは比べ物にならないくらい色んな側面から社会の問題やそれを取り巻く仕組み、なぜその仕組みができたのかという歴史的背景まで詳しく学ぶことができました。そしてゼミナールで社会問題に対する色んな人の意見を聞くことができたのも、私にとって貴重な経験となりました。

今でも興味を持ち続けているということ

私は公民が好きです。好きと言いながら一度も良い成績を取れたことはないですが、好きです。公民好きでいられたことで、色んな社会問題について、色んな人の意見を交えながら、学問的にではありますが学ぶことができました。今でもSNSで色んな人の意見を見て色々考えたい(have toではなくwant to)と思えるのは、公民好きだからなのかななんて思ったりもします。
私が公民を好きなまま嫌いにならずにいられたのは中学三年生の時の公民の先生のおかげです。今でも忘れられない先生です。あの時の公民の先生、もし読んでくださっていたら、私に公民の興味深さを教えてくださり、本当にありがとうございました。
あの先生が今も教師をしていたら、きっと授業を受けた生徒さんの多くが私のように公民を好きになっているのではないかと思います。

お読み頂きありがとうございました。

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