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その名を、ルノーカングーという

免許を取ってから。
スズキエスクードという、無骨な四駆で、
道無き道をひたすら走っていた大学生活。
道の駅でよく車中泊もした。


でも社会人になって、いつしか、
伊、仏のクルマにあこがれ、
そしてFIATのプントABARTHを手に入れた。
黄色いソイツは5MTでカッコよかった。

大学の卒業旅行で欧州を三週間旅した。
色んなクルマを見て、デザインから感嘆した。
日本のクルマが、なんとまぁ可も不可もない、
つまらない乗り物に見えた。

あ、そうだ。

このクルマで当時の彼女は言ったものだ。
マニュアル車なのに、
オートマのクルマに乗ってるみたい。
運転が上手くて、丁寧で、なんちゃらかんちゃら…

そして時を経て。
結婚し、ベビーが誕生する。
ここでミニバンぽいのを、買わなきゃか…と
悩みに悩んで出会ったのが。

そう、ルノーのカングー。

考えたらもともと走りの性能などどうでもよくて。
デザイン一択な性格なのだからこれはアリだと、
2004年だったかな…買うことになり。
更に時が経過すること2011年…
限定90台のカングークルールに乗り換え。

で。コイツがリース満了を迎えるのである。
新車で5年、再リースのときに残価高くて、
リース料逆転しちゃうからと、禁断の、
4年再リースにして、つまり丸9年。

今ではカングーつながりの人もいたり、
こんなTシャツを売ろうとサイドビジネスにも、
手を出しかけているので、もう少し、
コイツに乗ろうと思う。

あ。言い忘れた。

FIATのプント時代、運転上手いねといった彼女は。

今じゃ、
オートマで、こんな荒い運転しないで、
酔うし、子どもも乗ってるんだから
もっと安全運転で、と文句を言うありさま。

イヤなら乗るんじゃねぇ。
もしくは自分で運転しろよ。

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