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武術って心底格好良い。

こんにちは、忍者とか古武術に わくわくするココロです。

日本食、古事記、日本人のルーツ、日本の歴史、和装と日本人の体の使い方などなど…日本の事を色々知って楽しくなっている流れで、ひょんなことから、とあるYouTubeチャンネルに出逢いまして、先日からドハマりしています。

雨宮先生の家伝体術についての情報が、もはや漫画かな…?という感じで、

  • 武田信玄公を支えた七家の一つ

  • 500年の歴史

  • 一子相伝

この「リアル陸奥圓明流感」がオタク的には垂涎モノです……。(※陸奥圓明流とは漫画「修羅の門」「修羅の刻」に登場する一子相伝の古武術)修羅の刻は漫画を描く上でも、シンプルだけど雄弁っていう圧倒的な表現力にめちゃくちゃ影響を受けました。(めちゃくちゃ余談)

アクション漫画描く訳でもないので、こんな楽しみ方をしているのはアレなんですけど、雨宮先生のおっしゃる言葉のリアル感が凄くて、漫画描く人間が人脈も取材もなくこのレベル感の情報をキャッチできるの凄い時代だなぁと思います。

ご本人のチャンネルもめちゃくちゃ興味深いのですが、コラボで相手の方から深掘りされているのも学びが深いです。

スポーツではなく「目的を果たすための手段としての技術」ということで、戦わないに越したことはないし戦えることを悟らせない隠密的な基本姿勢と、いざ戦うなら急所を叩く、殺傷能力高めで実戦的な技の数々もさることながら、雨宮先生ご自身が、物腰柔らかく穏やかな空気を纏ってる方で、なんと言うか、バキバキに鍛えてる方が持つギラギラ感がないのに、まろび出る単語や技が全て命の遣り取りを想定したものであるというコントラストがリアルでひええってなります。(語彙)

あと、何故そうするのか、何処をどのように動かすのか、どう修正すればいいかなどの圧倒的言語化能力が本当に凄い方です。

そして、「修羅」とか「闇深い」とか畏れられつつもちょっとイジられてる感じも、なんと言うかお人柄ゆえの愛され慕われ属性と言うか…素敵です。

失伝の懸念からの一般公開

現代において、家伝の技術の継承を目的としてでも、もう時代がその内容を看過できない(虐待とみなさてしまう、など)というお話があって、なるほどなぁと思いました。

別の好きなYouTubeチャンネル(TOLAND VLOG)で、海外のシャーマン的な方も倫理的な問題で通過儀礼が行えないとおっしゃっていたり、日本の古史・古伝の口伝解放の流れを耳にしたり、似たような流れというか、そういう伝承や伝統が成り手不足以前に時代の空気に呑まれたり、継承の形を変えていくという切実な現実を感じました。

どれも途絶えず繋がって行って欲しい…!ってハラハラ願う気持ちと、そういう身勝手な期待すらグレー(もしくはアウト)なのかも、とか、葛藤もありつつ、なんと言うか、秘密にされてきたものが広く解放される、何かが起こりそうなハイライトな時代を生きているのではないかと、ドキドキしてしまう自分もいたりします。

そんなオタク的興奮を、ちょっと聞いて頂きたかった今回でした。


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