選択と集中。
趣味とは、おもむきを味わうことだ。と再確認して、しがみ続けたスルメからまだまだ味がして嬉し楽しいココロです。今回のお話は結論から言うと、創作スピード落ちるので、【ペン入れ辞めます宣言】です。
前回の更新をもちまして、一旦、O家さん達のシリーズに区切りをつけて、別の漫画を描いて行きたいなと思っています。⑦巻の公開も始まっておりますのでシリーズ通してお楽しみ頂けたら幸いです。
今後の動きとしては、創作の中に「お金の勉強」を混ぜるスタイルは変わりませんが、色んなキャラクターの感性から出てくる言葉でお金と対峙する事で、より「言い表せた感」をオムニバス的に積み上げていきたい所存です。「好き」とか「面白い」とか「性癖」の解像度を上げていくのが、私の創作活動の醍醐味だと改めて思います。
ペン入れを辞めます。
って、宣言する程の事でもないのですが、更新の目途が立っていないので、こんな話題でも記事にさせて下さい^^;
「オタクがお金にハマった話」で、O家さん達を描く時に「キャラデザの簡略化」「コマ割りの統一」「絵の使い回し」「A5サイズ」という省エネを発揮した一方で、逆に、勉強的な内容だから「きちんとした感」を出したいかも…とか色々思って「ペン入れ」を始めたんですね。
……ペン入れ始めるってなんぞ?って事なんですけど、私は漫画を描き始めた頃に早々に原稿用紙とつけペンに挫折してから、ずっと趣味で漫画を描いているので、そのほとんどを鉛筆描きで創作していて、ペン入れしている方が「稀」なんです…(笑)(ボールペンクオリティですが)
とは言え、結構楽しく3年間ペン入れを続けられたのは、自分にとっては意外な収穫でした。このペン入れのコストは、O家さんのような簡略化したキャラデザの場合はそこまで苦ではないのですが、ストーリー漫画を描くとなると物凄く…ものすご~くのしかかるものがあります。プロの漫画家さんや、そのクオリティで創作活動されている方は本当に本当にすごいです…。(住む世界の解像度が地デジと8Kくらい違う…。)(あくまで個人の見解です)
ということで、鉛筆描きに戻すことで時短省エネ、それでこそ出せる感情の細かいニュアンスを利用して、今後の創作活動に活かしていきたいと思います。
クオリティを落とすというよりは、自分が描きやすいニュアンスに戻って、背伸びを辞めます。これからも楽しく続けられるスモールステップを模索し続けます。
出張編集部レポはその第一歩(?)として、鉛筆描きに戻して作成したのでした。
今はまだ、お金の勉強という自分の中のトレンドの優先順位が高い現状ですが、「省エネ漫画の描き方」的なものも、いつかまとめるかもしれません。