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ヴェンツェル・フックス氏と

ベルリンフィル首席クラリネット奏者のヴェンツェル・フックスさんが来日されていて東京藝術大学の奏楽堂でコンサートがありました。

元新日本フィル首席クラリネット奏者の山本正治さんにご招待いただき、聴きに行くのを楽しみにしていました。

そもそも正治さんとは先日私たちがゲスト出演させていただいた“クラリネットの楽しみ”で初めてご挨拶させていただきました。
正治さんの事はもちろん一方的には存知上げていましたがお話するのははじめて。

そこで沢山お話させていただき、正治さんも出演するフックスさんのコンサートに伺うことになったわけです。

プレトークから最後まで素晴らしいコンサートでした。
久しぶりにどっぷりモーツァルトに浸りました。

そして終演後フックスさんにご挨拶させていただいたら(もちろん初めましてです。)『打ち上げ来なよ』とお誘いいただき、日本にいる素晴らしい方達を沢山紹介してくださいました。

話しているうちに、次の日マスタークラスとミニコンサートを行うので来なよとのこと。

もう全員別々の仕事が入っていましたが、なんとか無理矢理予定をこじ開け、アクアミューズのメンバーで伺うことに。(だって絶対に行きたい!)

マスタークラスの聴講には間に合いませんでしたが、フックスさんのミニコンサートは聴くことができました。

すると、フックスさんが、
『アクアミューズでゲストで演奏してよ』
と言うではありませんか!!

お、お、恐れ多すぎて心臓が飛び出るかと思いましたが、
図々しくもフックスさんの演奏の後にアクアミューズで演奏させていただきました。

フックスさん自ら、『アンコール!』と言ってくださり、アンコールまで。

ここ最近、一生分の運を使い果たしてしまうんじゃないかと思うくらい夢のような出来事が続いています。

打ち上げの帰り際に、『バスクラソロよかったよ!』とフックスさんに言われ、もう我が人生に悔いなし(大げさ)レベルで昇天しかけましたが、この言葉を糧に、あと100年は演奏活動頑張れると思いました。

そして嬉しかったことがもう一つ。

カラフルの頃から演奏を聞いてくださっていた先輩が偶然コンサートにいらしていたのですが、『あの頃よりとてもよくなった!いいよいいよ、ほんとによかったね!』と笑顔で話しかけてくださったのが本当に嬉しかったです。

やりたい音楽が出来るようになった今、
沢山の方達にアクアミューズの音楽を届けていきたいと改めて強く思った1日でした。

nao

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