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ChatGPT、プロンプト用プロンプトの書き方

はじめに

ChatGPTを使用し、何度も驚くような回答や情報を得たことがあると思います。このAIとの対話の中で、私たちは日常的にさまざまな質問や要求を投げかけています。

しかし、多くのユーザーが、特定のプロンプトをChatGPTに改変させようとした際に思った通りの結果が得られない経験をしています。これは、単純な質問だけでなく、より高度な要求や指示においても同じです。例えば、ChatGPTにプロンプトの内容を改変させたり、そのプロンプトを評価させたい場合、簡単には思ったように動かすことができません。

この記事では、そんなプロンプトの改変や評価に関するプロンプトの書き方のコツやテクニックを紹介します。

プロンプト用プロンプト

先にプロンプトを述べると、下記がプロンプト用のプロンプトになります。

```
プロンプトプロンプトプロンプトプロンプトプロンプトプロンプト
プロンプトプロンプトプロンプトプロンプトプロンプトプロンプト
プロンプトプロンプトプロンプトプロンプトプロンプトプロンプト
プロンプトプロンプトプロンプトプロンプトプロンプトプロンプト
```

1,上記のプロンプトを詳細解析してください。
2,解析結果を元に、○○をしてください。

この記事で使っている技術

この記事では3つの技術を使っています。

  1. 連番を使用した指示の連続実行

  2. バッククォートを使用した明示的指示

  3. 詳細解析の指示

解説

連番を使用した指示の連続実行
ChatGPTは、番号を振って指示を書くことでその指示を連続的に実行してくれます。1つの指示で続けて書いた場合、どちらかの指示を無視することが多いため番号を振ることで明示的に連続実行させられます。
※連番を使用してもまとめて1つの指示と解釈されて連続実行してくれないことがあります。それでも無理やり実行させる方法がありますがそれはまた別に記事を書きます。

バッククォートを使用した明示的指示

バッククォート3つ「```」は、マークダウン記法でコードスニペット(プロンプトのところの黒い背景の様なコードを見やすく記述できる囲い)を表すもので、見た目的に位置を明示的に示すことができます。
※その他区切り線を使用することで明示的に分ける手法も存在します。

詳細解析の指示

さらっと書いてありますが、解析詳細解析で挙動が大きく違います。
解析の場合は文章として出力する可能性が高く、詳細解析の場合は箇条書き等で詳細に見やすく解析をしてくれます。

例:

ただの解析で依頼した画像
詳細解析を依頼した画像

プロンプト用プロンプトの書き方

先程の解説のように、下記の3つの技術を使うことでプロンプトをGPTに認識させ、解析させ、内容を評価させたり改変させることができます。

  1. 連番を使用した指示の連続実行

  2. バッククォートを使用した明示的指示

  3. 詳細解析の指示

具体的な例1:改変

1,このプロンプトを詳細解析してください。
2,このプロンプトを参考に、ロボットのキャラクター、「ロボコ」のプロンプトを作ってください。

具体的な例2:ブラッシュアップ


1,このプロンプトを詳細解析してください。
2,このプロンプトはにゃこの設定が書いてありますが、
にゃこの性格や容姿、普段の様子や行動指針、体験談などがないのでそれらを考えてください。
3,2の結果を、元のプロンプトの設定の下に
「にゃこの◯◯を下記に記載」としてそれぞれ追加して、最終的なプロンプトを出力してください。


まとめ

このプロンプトを使用することでChatGPTにプロンプトを改変させたりすることが可能になります。いちいち自分で書くのが面倒なときや、特定パターンの抽出用プロンプトの改変だとか、ユーザーごとに変更が必要だったりするようなプロンプトだとかで活用できます。

使ってみてね(。´・ω・)


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