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「地元じゃないのに帰りたくなる場所」ニセコ編

倶知安町の訪問から約1か月後。

ニセコ地域の中のニセコ町も、私にとって魅力的な場所。
今度はニセコ町について知りたくなった。

”私が興味のある「教育」や「子ども」を入り口にニセコ町を見ると、どんなニセコ町が見えるのか。”

新しい視点でニセコ町を見てみたくて、今回はニセコ町を訪れた。

◆個性が集まる町でエンジョイ

「ニセコ町は、色々なコミュニティがあって、色々な人がいて、色々な選択肢がある。
ユニークな人がたくさんいて刺激的。」

と教えてくれたのは、ニセコ町で地域おこし協力隊を始めて3年目の佐々木さん。
ご出身は群馬県。

佐々木さん

「ニセコの人はユニークな人が多い」と言う佐々木さんだが、私にとって彼女はユニークで、素敵な人。

そして佐々木さんは、ニセコの人らしく、とてもアクティブな方だった。

佐々木さんは、地域おこし協力隊の活動の1つでダンス教室を作り、ダンスのレッスンを地元の小学生向けにされている。

地方は習い事が少ない。

その中でダンス。

「自分ができることが役に立てば…」ということで始めたそうだが、個性的で魅力的!

佐々木さんにお話をお伺いしたカフェ、ザパウバーカフェ。
(写真はTHE POW BAR CAFEのインスタグラムから)

◆多様性があるから1つになれる。

ニセコ町には佐々木さん以外にも、国籍関係なく、色々な地域から人が集まり、地元の人も巻き込んで色々なことをやっている人が少なくない。

例えば、

  • 地元の子どもの遊び場づくり

  • 子ども向けの山登りの企画

  • 子ども向けの、ニセコの自然環境を活かしたアウトドア

  • 子供向けの演奏会

  • 子ども食堂

など、子ども達のために様々な取り組みを企画、運営している大人がいる。

さらに、ニセコは観光業をする人が多い。
だから土日は仕事。
「休日に子供を見られない。」

そんな人に向けて、自分も子育てをしながら託児サービスを運営する地元の人もいる。

ユニークな人が集まるこの町は、みんなで子どもたちのために頑張っている町でもあった。

「SDGsが一種のブームのようになっている昨今、SDGsや多様性という言葉があまり実生活の中でしっくりこないというか、実感のない言葉のように感じていた。
でもニセコ町に来て、色々なバックグラウンドの人たちが集まり共存して暮らしていることを肌で感じる中で、色々な要素がごちゃ混ぜになって、境界線が溶けてフラットになったような感覚になった。まさしく多様性の町であり、SDGsという言葉が以前より現実味を以て感じられるようになった。」

と、佐々木さんがおっしゃった。

だからこそ、ニセコ町では、それぞれの人が自分の思いや考えを素直に表現しやすく、自分がこういう仕事をしたい、ということを叶えられる町だった。

ひらふ坂にあるオブジェ

◆かっこいい大人がいる町。

ニセコ町は、ウィンタースポーツなどの観光もとても楽しい。
でも、雪以外の魅力もたくさん詰まった町だった。

魅力的で、個性的な人がたくさんいる。
そんなニセコ町に住む「ニセコ人」は、自分も、周りの人も大切にしている人が多い地域に感じた。

私もいつか、こんな素敵な大人の仲間入りをしたい。

ワクワクが詰まったお話をたくさんお聞きできて、とても楽しかったです!佐々木さん、ありがとうございました。

ニセコ町 第2有島ダチョウ牧場


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