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あと一歩だけ、前に進もう

私の好きな曲で、スガシカオさんの『progress』という曲があります。
その冒頭はこのような歌詞から始まります。

ぼくらは位置について 横一列でスタートをきった
つまずいている あいつのこと見て 本当はシメシメと思っていた

初めは横一線でスタートした学校生活も会社員人生も、徐々に差が開き始めていきます。
生きていると、否が応でも実感してしまう
(そして、他者がつまずいてるのを見て、ほくそ笑んでしまう)。
progressの歌詞は、そのことを上手く表していると思います。

しかし、サビの歌詞では、こう繰り返されます。

世界中にあふれているため息と 君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐ… 
❝あと一歩だけ、前に進もう❞

挫折のため息は世界中でつかれていて、青臭いけど、でもあと一歩だけ、前に進もう、ということ。

理想と現実の思い違いに悩んだり、上手くいかないことばかりでも、一歩ずつ前に歩みを進めていくと、ジブンという軌跡が描ける、ということ。

その一歩ずつの歩みを積み重ねた先に、そこに理想の自分がいるのではないか、ということ。

この歌や歌詞からは、そんなことが読み取れるのです。

人生は至ってシンプルなのかもしれせん。

あと一歩、の積み重ね。

そう思います。

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