痔瘻の話 #8 痔瘻根治手術から半年経過後の状況報告
本記事は痔瘻根治手術から半年経過した時点での状況報告です。
あくまで私自身の状況ですので参考程度としてください。
詳細は過去の記事を参照いただくとして、患部の状態及び手術は以下の通りでした。
三型痔瘻(坐骨直腸窩痔瘻)
大きな膿溜まりと肛門括約筋に沿ってできた長い瘻管を手術で除去
切開個所にチューブを通すことで開放状態を1か月程度維持
手術後の経過は非常に良好であり、手術から約2か月後の経過観察で治療完了
上記を踏まえて、結論は「肛門の締まりが以前より緩くなったもののそれ以外に問題なし」です。
締まりが緩くなることは手術前に説明を受け納得しており、締まりも徐々に回復しつつあります。
また、緩くなったといっても便が漏れるようなことはありませんでした(一度だけヒヤリとしたことはあります……)。
手術後は「オナラを我慢した状態で体をひねると出る」程度でしたが、治療完了以降は肛門を閉じたり緩めたりする運動を心がけたところ改善されつつあります。手術前にはまだ少々遠いですが……。
ちなみに締まりが緩くなる理由は「瘻管が肛門括約筋に沿うようにできており瘻管を取る際、筋肉を傷付けたため」です。
※痔瘻のタイプ・手術の方法によっても異なりますので痔瘻手術をすると必ず肛門の締まりが悪くなるというわけではありません。
さて、半年経過してもこのような状況であると知ると「手術を受けずに治す方法はないか?」と考えるかもしれません。さらに、そこからnote内の記事を検索し「〇〇を食べると痔瘻が完治 or 寛解する」なんて記事を見つけるかもしれません。
痔瘻を完治させるには手術が必要(参考:NHK健康ch)ですので上記のような記事に惑わされないようにしましょう。
※NHKの記事が100%正しいとは限らないですが、少なくとも素人の独自研究より信頼性が高いと考えています。特に健康に関しては。
とにもかくにもお尻に違和感があったらまずは病院でお医者さんに診てもらいましょう。それが確実です。
恥ずかしいかもしれませんが放置していたら最悪うんこの脱獄に至るかもしれないのですから……(※スナックバス江)。
以上。
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