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東山魁夷の代名詞『東山魁夷ブルー』 緑青とはどんな色?【緑青】
東山魁夷の好んだ代表的な色は群青(ぐんじょう)と緑青(ろくしょう)と呼ばれる青系や緑系の色だと言われています。
『東山ブルー』と呼ばれ、東山魁夷の代表作にも多くみられます。
群青はまだしも、緑青という言葉自体が聞きなじみがなく、どんな色か知っている方はどれだけいるでしょうか?
今回は緑青とはどんな色なのかを簡単にご紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1654742907493-dsia7F807a.jpg)
上の色見本は緑青と名の付く色をいくつか抜粋したものです。
これだけでも多くの種類がありますね。
緑青がどんな色かを説明するときに、一般的には銅に付着した青錆の色を想像してもらうと解りやすいかもしれません。
(例:自由の女神、鎌倉大仏、古い10円玉)
緑系の色味は熱を加えると徐々に黒に近い色合いに変化していきます。
画家の中には自身で岩絵の具に手を加え、市販では手に入らない独自の色を作り出す人もいるくらいです。
同じ色を使っても、それを使用する画家によって色の見え方に違いがあるのも見比べてみると面白いですよ。
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