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注文したパクチーサラダが1時間後に来た話

iPhoneのカメラをスクロールしてたらパクチーサラダがあった。
インスタもやってないのになんで撮ったんだろ。
あーーーーー

その日、友達と昼呑みをする為、私達の庭へ。笑
その商店街は知り尽くしている。
けれど、入れ替わりも激しい。
以前ふらっと入った中華系の居酒屋さんでパクチーサラダを一つ頼んで分けて食べていたんだけど、クセを残しつつ青臭さを感じない本当に上手く味付けをされていて、一人一個頼めば良かったねって話から、違う月に二軒目をパクチーサラダを求めて、お店を探した。
どの辺りやったっけ?とフラフラ歩いていたら
「ハッピーアワーやってます!いかがですか?」と若いお兄ちゃんが表に立って呼び込んでいた。
ふと見ると、「ここや!パクチーサラダの!」
探してたのに、タイミングよくお店が見つかった。

昼なのに、ガラガラ、先客は女性二人のみ。
私達が入ったすぐ後にまた女性二人組。

早速酎ハイと焼き餃子とパクチーサラダを注文した。
10分もしないうちに先に餃子が来た。
「普通サラダが先よね」と言いながら餃子をシェアして食べていた。
積もる話がアリアリの私達。
20分後に気付く
「サラダ遅くない?聞いてみよっか」

「すいませーん、パクチーサラダって通ってます?」
「はい。すみません、少々お待ち下さい」
お店の中の厨房に人が居ない、、、
ホールの兄ちゃん一人。
謎だ。
いつのまにか、私達より後に来た女性達がいない。
注文した様子もなく、、、はて?
時は進む チクタクチクタク ドカーン💥爆破決定

「あまりにも遅くない?」
お兄ちゃんはソワソワしつつ、店の外で誰かを待ってる様な、、電話もしつつ、、
(もうじき俺はヤラレる的な?)

「すいませーん。パクチー買いに行ってるとか?笑」の問いに若いお兄ちゃんは
「あの、この先に系列のお店がありまして、、そこが大変で、、」とお店側の答えとしてはダメダメなやつ。
見捨てられたお店で飲んでいる私達。ウケる🤣
「お兄ちゃんも大変やな。じゃあ、お兄ちゃんが今一人で出せる物は何がある?」

「えっと、これと、これと、これとこれですかね」とメニューを指す。
スピード料理やないかーい。

手榴弾  エイっ

「じゃ、セロリの浅漬けで」
お兄ちゃんはホッとした笑顔でそれを持ってきました。
「さっきのお客さん帰ったの?」
「はい、事情を説明したら帰られました」
友達は
「お兄さん何歳?」
「20歳です」
「まあ、お兄さん、一杯呑んだら?」と友達が言った。笑
いやいや、カウンターの中のスナックの人じゃ無いんだから〜
「呑んだら怒られるよね。」と助け舟をだしつつ
「私達がクレーマーやったら大変やで」と話していたら、外から店長っぼい人が発泡スチロールを小脇に抱えて戻ってきました。
鴨がネギ背負って?
店長がパクチー持って。

「パクチー来た!」と叫んでやりましたわ。
ドリンク一杯くらい脅せば良かった案件です。

「お待たせしました!」
「やっと来た〜^^」
まあ、お店貸し切りみたいやし良かったなあ。
良かったのか、、?

和えるだけやないか、、、


心に余裕と太陽を!へ?
次に行った時、この店あるかな?




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