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2024冬アニメ超雑感想

キービジュのtier表がなかったのでタイトルのものを使わせていただきました。明治撃剣と烈火澆愁のタイトルがなかったのでタイトル表に追加してます。

下でうだうだ感想を述べてますが、直感的な評価は画像の通りです。

タイトル表

今期はマジで不作だなと決め込んで流し見したアニメがかなりあります

なので雑なやつはマジで雑な感想になってます。すみません。


ついでに言いますと

普段アニメ見る時はソシャゲ片手だったりします

重ねて謝罪いたします。


そんなやろうが勝手に書いてると理解して頂いた上であくまで個人の感想ということでお願いします。

そんななら載せる必要ないだろと思われるかもですが
・言語化を目的としている
・一応の見ましたよアピール
・一つのタイトルをそんな消費の仕方をしたや  
  つがベタ褒めしてるタイトルはもしやめちゃ
  くちゃ面白いんじゃないか?と勘繰ってもら
  えてオススメのアニメを見てもらえるのでは
 という期待
が含まれていますのでご容赦ください。



⚠️個人の感想です

⚠️ネタバレ注意



ドッグシグナル

今期の終盤に良かったとの評判を聞き視聴を始めたため2クール分の感想になります。
元カノに犬を押し付けられた未祐がドックトレーナーの丹羽と出会うところから始まる本作。
1クール目は犬の躾や犬種による習性・運動量の違いなどが飼い主の環境・メンタルにうまく結びつけられた1話完結型の話で進み、どれも真摯さ・面白さ・視聴者側の教訓があるエピソードで、それらを通して見習いドッグトレーナーとなった未祐が成長し、丹羽の人間性を指摘する形ではあるが良いセリフが出てくるのが良かった。
7話では「暴力はいけない、犬ではなく飼い主が悪い」と教えてくれた師匠が暴力を振るうように変わってしまったという丹羽の過去が語られたが、非暴力に共感して信念にした丹羽の正義感に対して、噛み癖が治らなければ暴力による躾も法律の範囲内であり、そのままだと殺処分も考えられる・結果的に飼い主は感謝していたという"正当な方法での良い結果"が返ってくるのが葛藤を生んでいて物語としてもとてもちゃんとしているなと感じた。
2クール目も、飼い犬を大切にしていた人と違い、物のように扱う人もいる話・トリマーが毛を整えるだけじゃないとフォーカスを当てる話・可愛いだけで飼うと家庭環境と合わないことがある話と、変わらず真摯を感じるエピソードも取り扱いつつ、死を理解できない犬に死を悼んでるのだと勘違いし、褒めて仏壇の前に磔にしてしまう悲しい構造の話・目を背けられない寿命の話・耳が聞こえなくなった飼い犬に精一杯感情を伝え一度途切れたコミュニケーションを取り戻しつつ自身も成長する話と、涙してしまうようなエピソードもあり、全話良いと言える完成度の高さを誇っていて見応えがあった。
特に17話の律花の過去話。忙しさにかまけてトリミングを怠り病気を発見できず、毛量の減少でいつもしていたカットができなくなってしまうと嘆いた律花に対する丹羽の「それでも可愛いんだよ!リサラは!」の言葉でボロボロ泣いてしまった。
まとめると、ミステリー性・ためになる・心温まる・キャラの成長が見られる・エピソードの完成度が高いと、様々な面でとても良いアニメだった。見逃さなくて良かった。


異修羅

いわゆるチート能力を持った「修羅」達同士で殺し合うバトルアニメ。こんなのどうやって勝つねんvsこんなのどうやって勝つねんなバトル自体はワクワクするのだが、前半をキャラ紹介メインで終える強気な構成をしていたために、「誰がどういう目的でリチアと黄都のどちらかに着いて」「バトルになった時、陣営ごとの勝った時のメリット負けた時のデメリットがどうなってるのか」等、バトル外の事情が分かり辛く、ストーリーにのめり込めない作りになっていたと私は感じてしまった(私の理解力の問題でもあるのでそこは申し訳ない)。バトル自体も高スペックすぎてできることが多いために手札がわかりづらく、そんなことできるんだと思っていたら終わってたというような置いていかれ感があった。
良かったところとして、修羅達の戦いに翻弄される一般人の気持ちが描かれていたのがある。街を焼かれ壊され抵抗もできず、対話をしようにも隔たりを感じるような修羅達に我を通そうとする姿に共感することもあったり、そんな手に負えない修羅達を殺し合わせて間引こうという流れも納得感があった。



戦国妖狐 世直し兄弟編

断怪衆って奴らが霊力強化人間なんぞを作ってるからお灸を据えに行ったら狙われる身になっちゃった話。
正直水上先生原作のアニメからはキャラの感情や成長に作り込みを感じるが、ストーリーに興味を持てたことがない。本作も2度あることは3度あるという結果になってしまった。
絶対悪を倒すために追っ手を撒きつつ強くなっていく最中に闇や霊力改造人間と触れ合い様々学んでいくという、割と王道?めの展開に「先が気になるなぁ」と感じることがあまりなかった。
キャラの感情や葛藤に力が入れられているとは思うのだが、すぐ印象的なシーンを思い出せるかと言われたら正直できない。

EDがKalafinaっぽいなと思っていたら、作曲梶原さん・歌手はメンバーだったKEIKOさんのKalafinaの片鱗を感じられる組み合わせで嬉しかった。



30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい

童貞こじらせたら他人の心がわかるようになり、同性の同僚に惚れられてたという話。
BLアニメは身体的接触が描かれがちなイメージがあり、それができる関係に寄り道をあまりせず関係を発展させていくスピードが他の恋愛アニメより早いので、物語を見に来ている身としては余計さがなくて良いなと本作で気付いた(全部に当てはまるわけじゃないと思うが)。
私自身もアニメばっか見てる魔法使い予備軍のため性愛というものに疎く、デートをする理由など学びがあったのも良い点であった。
前述した通り物語を見に来ているため、成立するだろうなというメインの二人より、小説家とダンサーの方が出会いから今の関係になるまでの関係値の薄さや苦悩、成長といった面白さを感じられたため、そっちのカプの方が好きです。

最終回、魔法で人の心を知れるようになった1話と対比するように「思いは言葉で伝えないと」みたいな言葉があり、2軸ありながらも1クールでまとめられていたのは良い点なのかも。



外科医エリーゼ

転生前の医療知識で人生やり直し!というコンセプトからなろう系の話を予想したが、自分の知識を用いて一人でも多くの人を救いたいという意思を持って行動する主人公とそんな主人公を変にヨイショすることも少ない割と真っ当めなアニメだったと思う。まあ、展開は的確な治療と手術を施しててすげぇ〜の繰り返し感はあったが。
気になるところとして王様がエリーゼに変な条件出しして姫候補みたいなのも公表したところはどういう思索があったのかが理解できなかった。


魔法少女にあこがれて

物語を主に見に来ているので話自体はそこまで楽しめなかったが、プレイ内容の多様さ・M堕ちとそれをきっかけとした覚醒には「そこまでできるのか」と感動した。水曜1時30分台は可能性の獣。



ダンジョン飯

ダンジョンと魔術がある世界というのは昨今のアニメでは割とある話だが、ダンジョン内の生物の性質や調理法などの作り込みが丁寧で、そんな生物たちが形成する生態系も納得感があるものとなっていて面白かった。
キャラクターについても、調理できる人・調理に興味津々な人・あまり乗り気じゃない反応をする人・めちゃくちゃ嫌がる人と、タイプの違う人達で形成されており、料理に対してのリアクションや興味を持つ人の異常さが成り立つ上手い組み合わせだと感じた。
1話で竜に喰われた妹を助けにいくという道筋建て・しかし物資がないから現地調達というコンセプトの説明もなされていたところも良いのだが、竜に向かって一直線というよりは道中楽しんでる感があったためストーリーの面は正直ちょっと楽しめなかった。


魔都精鋭のスレイブ

実は既読。エロガキです。
女性優位の世界で魔都なんて危ないところに
連れ込まれちゃった俺が助けてもらった先でいい思いを〜なんてところで終わらず、キャラの関係性や能力が混じり合う面白いバトル、敵対存在側となった人たちが魔防隊と意見が合わないことでの対立など、ストーリーもちゃんと作る気持ちが見られて全然見れるアニメだった。まあサービスシーンが嬉しいのでそりゃ見れるんですけども。
EDが天花さんメインで笑ってしまった。
本妻?



即死チートが最強すぎて異世界の
奴らがまるで相手にならないんですが

脚本術や物語の作り方というような本を読むことがあるのだが、「出来事に対してキャラクターが反応することで物語が始まり、それぞれが目標に向かって行動し関係性が生まれ物語が深まる」というような話がよく見られる。私もこの論は正しいと思っている。しかしこのアニメは、物語の資本であるキャラクターを主人公の「死ね」の一言だけで退場させてしまうという上の論に真っ向から反論するような話だったのだが、結果的に上の論の正当性が高まる形になったと思っている。
常識では考えられない倫理観で主人公が人を即死させ、クラスメイトも殺し合い、ギャグも合わず、高遠自身もスカしてる感じで応援する気にもならず流し見する結果となった。
流し見したことは申し訳ないとは思うが、敵がうだうだ言っててもどうせ高遠が即死させて終わりだろって予想を裏切られなかったんだも〜ん!
だが、ただただつまらないものよりは「なんだそれw」と笑えるトンチキな場面は多少あったとは思う。


名湯「異世界の湯」開拓記

僧侶枠系なのでストーリーとかに言うことは特になし。 
ヒロインの声優やもこうさんの起用などの面で、上から目線のような言い方になってしまうのだが自分の立ち位置を理解し、できることをしようとしているのかななんて考えたりした。



魔女と野獣

魔術が存在する世界で自身に呪いをかけた魔女を筋道立てもありつつ、大半のエピソードが作り込まれた魔術や世界観を元に生まれるミステリー的展開の序幕→解決と成敗が描かれる終幕という構成をしていて、毎回予想がつかない展開で興味を惹かれる→痛快な結末で終える(はず)ためなかなか楽しんで視聴することができた。
「こんな魔術がある」という現実離れした話をベースに「こんな事件が起きている」という更に現実離れした話に発展するため、フィクションを見ることの醍醐味とはこういうことなんだろうなという気持ちにもなれた。
キャラ立ても上手な上に、アシャフとギド・ファノーラとヨハン・魔剣とヘルガと、それぞれ歪な関係ながらも良いコンビとなっていたところも上手だった。




百千さん家のあやかし王子

正直話はあまり覚えていない。
どっかで見たような妖怪が見える見えないの1話完結は面白かったような。
最終回でお互いの存在が補完しあってたみたいなところも良かった。
4月後半入って書いてるのでこれぐらいしか思い出せませんごめんなさい。



治癒魔法の間違った使い方

また転生ものですかと思っていたが、治癒魔法使いで構成される組織のオリジナリティ・組織誕生のきっかけとなったローズの過去編の納得感・転生においてあって当然の感情なのにあまり見ない「一般人が転生させられて戦わされることへの恐怖」が描かれる・終盤での全てがここまでのためのお膳立てだったんだなとなるタイトル回収のちょっとした気持ち良さで中々真っ当だったのが良かった。
あとは先輩と悠木碧さんボイスの黒騎士が可愛い。
主人公に魅力を感じられず、いなくてもよくないかと思ってしまったところだけがマイナス点。



アンデッドアンラック 2クール目

vsアンダーでの能力の組み合わせが面白さを生む「見たい能力バトル」、世界のループという話が根底から覆るような開示、未来視持ちの伏線など、大筋と各エピソードの話の構成力の高さを見せつけてきた2クール目。しかし本番はそこからのオータム編。アーティファクトに触れ滅亡の未来の知識と誰にも認識されなくなる否定能力を与えられた久能明がオータム戦時にアンディ達の強化・リップとの和解・アンシーンによる風子の殺害阻止が必要条件と見越し、たった一人で未来を変えるべく漫画「君に伝われ」を連載し、安野雲という分身を創作し接触したことで協力が可能になり安野雲の献身によってオータムは捕獲。
その際意思を伝えるために必要なアーティファクトが壊れてしまい、久能明がもう誰にも認識されなくなってしまった悲しさに涙していたのだが、アンディが久能明がそこにいると決め込み「勝ったぞ」と腕を突き出し、久能明が主人公の物語のタイトルは『君に伝われ』とナレーションが入ったところで感動の涙も加わりボロボロ泣いてしまった。
構成力もさることながら、アニメ1話で風子が読んでいた君伝最終巻の構図がオータム編の最後にアンディと風子で再現されていたり、未来を知っている久能明に次回予告と前回のあらすじのナレーションをさせ、未来を変えて久能明の知らない未来に入ったところで次回予告のナレーションを消し、オータム編が終わったところでここからが始まりとでもいうようにOPを流すなど、アニメ化にあたって伏線や粋な演出が追加されていたようだったのもとても良い。
1クール目からテンポが悪いところがずっと気になっていたのだが終わりよければすべて良しと分からされてしまったので流石に高評価。

原作気になって読み出したらずっと面白いのに13巻から面白すぎてヤバい!みんなも読もう!



ぽんのみち

尾道にいる女の子達の麻雀アニメかと思ったら麻雀が趣味な女の子達の尾道日常アニメだった。1話から麻雀の説明が詳しくされなかった上に麻雀漫画のパロネタの連続で視聴者厳選エグくないかと思ったが、それ以降は友達の家でスマブラするみたいな感覚で集まって麻雀をしたり、尾道の祭りに行ったり海に行ったりと日常アニメテイストな話が続いたので特に苦なく視聴できた。目立った面白かったシーンみたいなのはすぐ思い浮かばないが、不快だった点も思い浮かばないのでそれだけで評価できる。

しかしながら、江戸前エルフといい金曜深夜に日常アニメ流されても眠くなっちゃうよという放送局への文句はある。




ぶっちぎり!?

主人公に全く魅力がなく応援する気になれない上に、抗争も興味が湧かず、恋の行方も絶対無理そうだから興味が湧かず、真宝の行動原理もよくわからず、起こり得そうな展開が起こって終わったというのが正直な感想。
OPとEDはとても良かった。



マッシュル-MASHLE-
     神覚者候補選抜試験編

マジでこれおま全部生身で?ってギャグをやっていた1期はギャグが刺さらずあまり楽しめなかったが、2期に入ってからは「いやこれどうやって勝つねん」って敵でも筋肉でどうにかしちゃう、異修羅と似た感じのバトルの面白さがあって全然見れた。
バズりにバズってるOPだが、筋肉だけで勝負してきたマッシュルと、頭と舌の回転だけで勝負してきたR指定自身を重ね合わせたような歌詞が良すぎる。この曲が生まれただけでこのアニメには価値があるといえる。



俺だけレベルアップな件

最初のデスゲームの部分は命のかかった状況で賭けに出る選択の面白さがあったが、そこからはいわゆるなろう展開で「またこういう感じの作品か」となってしまった。強くなった主人公が強そうな奴と戦ってる以上の感想を持ちづらい。





キングダム 第5期

噂に違わぬ桓騎軍の残虐さと人道を外れているからこそ行える戦略の新規制もありつつ、それを良しとしない飛信隊が自身を振り返って目標を再確認する展開もあり、まだまだ大きくなる李牧の存在感と中華統一への進歩を感じるワクワクもありで、1クール通して楽しんで見ることができた。
1話で今回の戦場に赴き、どういう立地でどういったところが鍵となるのかを説明しきったうえに、場面が進むごとにその時点の戦局とその際の定石とされる戦略などを逐一教えてくれるため、敵と味方のメリットデメリットやどこがポイントとなるのかがわかりやすく、意外な戦略が取られた時面白さが増す作りにもなっていて上手だなと今期を見ていて気づくことができた。陣営バトルにはこういうのがほしいんですよ。
いつものように2クール以上+続きが決まるということがなかったのが惜しい。ストックはあると思うのでどんどん制作していただきたい。


ラグナクリムゾン 2クール目

転移ミス先で幕間のちょっとした戦いかと思いきや全員生きるか死ぬかぐらいの激しい戦いまで発展していき、団員のキャラ立てがまあまあぐらいなのにどんどん死んでくいつの間にかクライマックスだったというのが正直な感想。
クリムゾンの人間らしさ良いねぇと1クール目の時は言っていたがアルテマティアもかなり人間味のある性格+上田麗奈さんの最高演技ということで、その二人が取り乱している時と銀器姫が生きてた!って時と死んだ!って時くらいしか面白いと思えなかった。



僕の心のヤバいやつ 第2期

一期の頃は「オタクに都合良アニメですか」となあなあで見ていたが、接してくれる山田への感情を市川が理解していき、それを山田に伝えられるようになるまでの過程に良さがあるんだと気づいてからは成長しなければ起こり得なかったシチュエーションを楽しめて、微かな進展を喜び、そして最終回では感動することができた。
その微かな進展を物語として感じられるか、1エピソードとして個別のものとして区別するかだけでここまで認識が変わるとは思わなかった。


最強タンクの迷宮攻略〜体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される〜

コンセプト通りの展開をした後興味がなくなってしまったのと、2時放送による集中力の低下であまり展開を覚えていない。申し訳ない。双子の過去がどうとか魔王が出てきたりホムンクルスの子供たちを救ったりした後やっぱりルードは最強タンクだ〜!で終わったはず。あとはマニシアが好きなタイプの小倉唯さんの演技で嬉しかったことしか覚えてない。申し訳ない。
ただ無双で終わるのではなく世界観の影の部分みたいなのを創ってそこをルードが救っていく形になっているのが不快感を生まなかったために逆に印象に残らなくなってしまったのかもなんて考えたり。 言い訳です。



明治撃剣 〜1874〜

BS限定で見てる人いたんかアニメその2。
松竹東急はアニメ選びがまあまあ良いので頑張って欲しい。
明治維新での群像劇というコンセプトで主人公の静馬は許婚を追い、狂四郎は実は仇を追っている。まではわかりやすい。
そこからその許嫁の立ち位置・狂四郎の仲間たち・暗躍する黒幕とそれを追うポリス達のそれぞれがそれなりにキャラ立てと目標立てがされている上、実はスパイですというキャラが何人もいたりすることで起きるややこしさや、維新自体の知識がないと分からない面白さがあったり(ここは私が無知なのが悪い)、重要な場面でも強調される感じがなく流してしまうようなこともあったり(これも私が悪いが)でわかりづらかったかなという印象。
終盤も人が死にすぎててもうしっちゃかめっちゃかだなと思ってしまったし、静馬と狂四郎の因縁の戦い!という感じでラストに描かれたが、私が覚えてる限りではお互い別に恨みとかなかったはずでそんなに盛り上げられてもなぁと思った。
しかしながら1クールでまとめられていることや許嫁を思う静馬と会津を思う澄江のすれ違いなどのところでそれなりに好印象。スカスカより詰まってる方がいいですからね。



範馬刃牙 第2期

前半、いつもの刃牙らしさはあるものの烈海王なんて超人がボクシングに挑戦したら勝つだろと予想がついていたために展開に興味を持てず、親子喧嘩に関しても喧嘩するぞ〜という煽りのみとなっていたため「求めてる刃牙じゃない」と勝手にテンションを下げていたが、後半に入り烈ボクシング編が終了してすぐ毒も喰らう→ゲーム性無視パワー系じゃんけん→イヤミか貴様ッッ!と立て続けに名シーンが繰り出され、喧嘩が始まってからは歪な親子関係の上での親子喧嘩であることと、いつもの「いやいやw」とツッコみたくなる超理論や絵面の「求めている刃牙」が混ざり合い、あの範馬勇次郎に認められるという展開も重なりとても満足。
正直納得のいかない決着ではあったがそれも刃牙らしいと流せる。




ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

また転生ものですかなんて考えていたが、ループによって培った知識や対峙した相手の理解度などからくる主体性のある主人公の行動や、ループしても毎度殺しにくるアルノルトに求婚されるフックとなるコンセプトという物語的にいい点に加え、甘々な様子が多めに描かれるため全然見れるアニメだった。 
終盤で毎度殺しにきた相手に自分の方からどんな手段を持ってでも眼前に現れてみせると話したところがとても良かった。




真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたため、辺境でスローライフすることにしました2nd

1期の記憶がキャラデザぐらいしかなく、関係性などを忘れてしまっていたために前半は何をしてるのかよくわからないまま見ることになってしまった。申し訳ない。
勇者という役職の正義を信じ、人として大切なものすら切り捨ててしまっているヴァンの登場からそのヴァンをどうするかという話になったが、まあレッドが上手く解決するよなと思ってしまったし、実際その通りになったために興味が持てないまま終わってしまったというのが正直な感想。


悶えてよ、アダムくん

清々しいまでのエロ漫画のコンセプトでええやんええやん。先輩のキャラが良かったですねぇ!
新しい試みでASMRパートが作られたのはヘッドホンでリアタイしている私向けだったんでしょうか?



HIGH CARD season2

カードの出自やクロンダイクの因縁など様々明かされた二期。親のためにカードを使おうとしたクロンダイクが親を守ろうとするレオを見て自己犠牲を選ぶところや黒騎士の正体とフィンとの関係性のところは中々面白かったが、それ以外がイマイチ盛り上がりに欠けてたかなという印象。明かしてほしいところは大体明かされたが、一期の頃のようなオシャレどんちゃん騒ぎみたいな雰囲気がなくなってしまったのがわたしの中で求めているものとのズレを起こしてしまったのだろう。
でもまあ、暗めの雰囲気になってしまったのが残念なだけでやることはやれていたし別に面白くないというわけではなかった。




烈火澆愁

この召喚された福山潤は誰なのか・誰がどんな目的で召喚したのかというところから、鏡花水月蝶という存在・犯人がブラフだったことの判明→では真犯人は?追った先にいたアーロージンとは?→アーロージンはなぜ呼ばれた?福山潤の師匠の魂胆は?というように、謎を解決したら新しい謎が生まれていく展開だったため、中華アニメ特有の固有名詞の波+トンデモテンポ感でも話を追おうという気持ちにさせられたし、中々面白いアニメだった。
真犯人分からずじまいだったことやギャグ・ワードセンスも好みだったために2期を望んでいるがどうだろうか。


SYNDUALITY Noir 2クール目

ノワールを存在させることとイストワールに行くことの2つの目標があり、退場するキャラや厨二病さんの過去が明かされる展開もありで1クール目に比べたら全然面白かったかなと。
ラスボスの思想が単に機械人形が気持ち悪いからなのが弱かったけれども、ラストでイストワール(人工知能?)に人類の今後を聞いていて結局は機械に助力を頼むんだなとオチのようなものがつけられていて良かった。


道産子ギャルはなまらめんこい

百千さんと同じで書くのが遅れてあまり覚えてない上に北海道押し出し恋愛アニメって印象で終わると思ったら普通に恋愛アニメだったので感想にしづらいところがある。
デートスポットが北海道くらいであとは翼の人との向き合い方とヒロイン達の感情とギャルの人当たりの良さが要素としてあったはず。
序盤は翼の反応に若干キモいなと思っていたが、相手のことを考たり、終盤離れ離れになるかもってところで気持ちを伝えたりしていていつのまにか好印象になってた。
もうそれぐらいしか覚えていませんごめんなさい。


愚かな天使は悪魔と踊る

相容れないはずの天使と悪魔のラブコメ。
序盤のギャグが古き良きラノベという感じで私には合わず、田中真弓さん野沢雅子さんキャスティングに驚くくらいしかなかったのだが、恋愛頭脳戦的なところからちゃんとした良い雰囲気まで発展し、天音のピンチに阿久津がいてもたってもいられず飛び出してしまうような関係になったことがなんだかんだ変化を感じられて良かった。




SHAMAN KING  FLOWERS

無印の時点で全然話に興味を持てずあまり覚えていなかったために関係性がわからないところが出てきてよっぽど興味をなくすという負のコンボをしてしまった。
生き返るために鬼が入ってるとか朝倉がどうとかプチ修羅地獄がどうとかやっていたが結局Flower名義が終了したところで終了!愛だよ愛!で終わられて呆然としてしまった。
中途半端にやるくらいならストックして一気に流して欲しかった。


悪役令嬢レベル99〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜

「恋愛ゲームに転生してルート改変」ではあるのだが、選択肢を変えるとかでなく裏ボスとしての力でどうにかしていくというのは考えてみれば新しく、メイン攻略キャラではないキャラと1から関係を築いていい感じになるのも新しかったなと。
ゲームに転生したことの意味を主人公がシナリオに則った行動をしてしまうという展開で作っていて、最終回ではそれを逆に利用して丸く収められていたのも良かった。
しかし正直、ほぼほぼの内容が裏ボスパワーで周りを黙らせるというものだったので面白かったと胸を張って言えるものではなかった。



BASTARD!!
  -暗黒の破壊神- 地獄の鎮魂歌編

初回、1時間30分やる時点でムカついたのだがダーシュを出しとけばまあ良いよってアニメなのに最後の最後でようやく復活するというトンデモ構成をしていたところが我慢ならない。そこだけは文句をつけたい。
全体のストーリーについても1期の2クール中録に登場しなかったカルがダーシュの半身だとか乗っ取られてるとか急に言われてからダーシュのピンチの際洗脳が解けて自己犠牲して終わりと、積み重ねを感じられない展開でおいてかれ感を感じてしまった。
ダイアモンとダーシュがバカやってる時と四天王が集結した時は面白かった。


葬送のフリーレン 2クール目

一級魔術師の資格を取る理由を忘れるほど長期に渡った試験編。「このアニメにはバトルは望んでないんだよ」と思ってたら、ユーベル以外大体良い人で、人殺しなんてしなくて良いならしたくないし話し合えば協力関係になれるという展開になっていき、人間関係ににおいてもアニメ視聴においても見かけだけで判断しちゃいけないよと諭された気分になった。
良いセリフやシーンは変わらずあったが、バトルに重点が置かれて1クール目より数が減っていたと私的には感じていてそこが残念だった。
やはりこのアニメは「良いね…」くらいで感想が終わってしまう。



薬屋のひとりごと 2クール目

1クール目でハマれず、2クール目前半も大筋が消えた上に大体予想がつくミステリー単話となったため正直惰性で見ていたが、18話あたりで猫猫の出生が明かされ19話でここまでの単話のミステリーは全て繋がっていたとも判明し、いきなり大筋が現れて一気に面白くなった。そさやはりアニメは切るべきではない。
羅漢に関する顛末で終わってしまい、逃げた翠玲の行方が分からずじまいとなったのが残念ではあるが2期が決定したのがありがたい。
2クールで原作2巻分らしく、1クール単位で見ることが大事なんだなと理解できたため、今後は話のつながりを追うことに集中していきたい。




シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜 2クール目

ウェザエモン戦、「手持ちがこういうスキルで相手の攻略方法や攻撃アクションはこう。だからこう対策していこう」を先に提示されてから実戦したら上手くいかんよね〜予想外のアクシデントが起きて〜…とかではなく、戦闘開始してから後出し後出しと話が展開され、そんなスキル持ってたんだってスキルで攻撃と防御をしているのを見せられ、ちょっとしか知らないゲームの実況を見させられてるみたいな感覚になった。
その後も性格が悪く余裕綽々な態度で戦うサンラクを応援する気にならず、中ボスを倒していく道中もどうせ死んでもリスポーンするじゃんとハラハラすることもなく、楽しむことができなかった。

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