アイスランド、捕鯨を8月まで中止 動物愛護法を考慮

アイスランドが今後捕鯨をやめる可能性があることを伝える記事。
理由は動物愛護のため。
(ちなみに、アイスランドとノルウェーは、捕鯨国としていつも真っ先に名前が挙がるくらい有名な捕鯨国。)

具体的には、
「食品・獣医学当局はナガスクジラの捕獲について、死なせるまでに時間がかかり過ぎ、動物愛護法の趣旨に反していると結論付けた。合わせて、クジラがとどめを刺されるまで5時間にわたってもがき苦しむ様子を捉えたショッキングな動画も公開した。」と記事にある。

日本は捕鯨をやめない国。
日本は、石炭火力発電もやめない。現在も日本各地で新設され、稼働している状況。神戸市においても巨大な石炭火力発電所が次々に稼働している。住宅地のすぐ傍で巨大な石炭火力発電所が稼働している様は異様である。近隣住民の方は気苦労が絶えないと思う。誠にお気の毒である。

神戸市は須磨海浜水族園をリニューアルしてシャチを目玉にするそうである。シャチは鯨類である。神戸市に動物愛護という観点はさらさらない。国際都市を謳いながら国際的な流れについていけてない。時代遅れの自治体であることは間違いないだろう。意図したものではないと思うが、神戸市は徐々に変われない日本を象徴する都市になりつつあると感じるのは私だけだろうか。

(ご参考)シャチの賛否について簡潔にまとめられた記事

(一部抜粋)
シャチの飼育やショーは、2013年に公開されたドキュメンタリー映画「ブラックフィッシュ」がきっかけとなり、一気に批判が高まった。米国の海洋テーマパーク「シーワールド」で起こった調教師が襲われる事故や飼育環境を扱った内容で、動物愛護団体などが批判を展開。顧客離れが進み、シーワールドはショーの禁止を決定。現在のシャチを最後に飼育を取りやめる。
 今回の新スマスイの計画に対しても、反対の声が上がっている。世界的な動物愛護団体「PETA ASIA」は「狭い水槽に閉じ込められ、野生で生きるよりも早く死ぬ」などと主張し、計画中止の要望書提出をネットで呼び掛ける。
 陳情書を神戸市に提出した団体「PEACE(ピース)」(東京都)も「新施設が開館する5年後には、国際都市・神戸でも住民の意識が変化しているのではないか」と危惧する。また複数の神戸市議に対し計画の反対を求める、同じ文面のメールが大量に届いている。

映画「ブラックフィッシュ」

以上


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