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デジタルハリウッド大学大学院「日本 IP グローバルチャレンジ」

2016 年度に発足したデジタルハリウッド大学大学院(DHGS)「日本 IP グローバルチャレンジ」のこれまでの経過および成果と、 現在の状況と、今後の期待について報告する。日本の小説やマンガには、有名ではない作品の中にも良質かつエンタテイメント として非常に優れた作品が数多くあり、映画や TVドラマやゲームなどの映像コンテンツ制作における原作として活用できる可能性 が高いと考え、このプロジェクトをスタートさせた。日本は、原作の産油国ならぬ産出国になり得る! その無尽蔵とも思えるほど の豊富な原作コンテンツで、世界のエンタテイメント業界の発展に寄与することを目的として活動をしてきた。その成果への過程 として、現在、当該プロジェクト協力会社である徳間書店の小説『千年鬼』(西條奈加:著)が、香港の映画会社のプロデュースに より世界に流通する映画として製作準備段階にある。

キーワード:日本 IP、グローバルチャレンジ、実写化、香港、中国

https://msl.dhw.ac.jp/wp-content/uploads/2020/11/DHUJOURNAL2020_P120.pdf

以下、デジタルハリウッド大学大学院、優秀作品発表会 The Day ライトニングトーク(上写真)報告分より抜粋。

DHGS教員の吉村毅は、自身が取り組む「日本IPグローバルチャレンジプロジェクト」について、その取組み紹介と報告を行った。
「日本でも海外でも、ベストセラー小説が映画化されるケースが多いですよね。しかし、実際のところ、日本には有名でなくてもおもしろい小説やマンガがたくさんあります。世界中から集まったデジハリの留学生が、日本の『隠れた名作』を見つけ出し、映像化・アニメ化の権利を母国の映画会社に、母語を生かして売りに行く……。これが本プロジェクトの活動です」(吉村)
その活動の結果、小説『千年鬼』(徳間書店)が香港でアニメ映画化されることになり(『世外 Another World』)、さらに同作品は香港国際映画祭併催の国際企画コンテスト「Hong Kong-Asia Film Financing Forum(HAF)」にて、劇映画大賞を受賞した。

🟢参考にパブリシティ
日本IPグローバルチャレンジ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001877.000000496.html

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