初めての大腸内視鏡検査

 今日は、大腸内視鏡検査の日だった。この日のために、忘れずに下剤を壁に貼り、病院からもらったシートを見ながら、この日に臨んだ。
 あの検査前に飲む液体の下剤を飲んだ後、これでもかというくらいお手洗いに駆け込んだ。病院から電話が来て、私の様子を確認し、やっと「いついつ来てください。」という連絡が来て、午後、検査を受ける。

「ポリープなんかないだろう。」と高をくくっていた。しかし、3つのポリープが見つかり、一番大きいのは5ミリだった。

 放っておくとがん化する恐れがあると医師から聞かされる。私の職場の同僚で、大腸がんを患った人がいた。その方は、何十センチか大腸を切除するという大手術を受けた。私と同じ世代か、少し上くらいの年代である。私は 検査を受けながらその同僚を思い出し、人事で済ませられない、という思いになった。

 この検査にかかった費用は約30,000円也。命には代えていられないものの、ただ今、休職中の身としては痛い出費となった。

 もっと若かったらポリープは見つからなかったんだろうか???
 誰でも大腸にポリープがあるものなのだろうか???

 余りにも高額な出費となったので、悔しいからそんな疑問を抱いてみた。

だが、なによりも命に代えてはいられないし、大腸がんは無自覚で起きることが多く、大量に出血したときはもうがんが進行していて手遅れということも多いがんである。そう考えるとゾッとする。

 もういい年だし、健康で長生きしたい。そして自分で考えてやりたいことをやり、自分の足で行きたいところに行きたい。そんなおばあちゃんになりたいなぁ・・・。

 

  
 

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?