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今回のレースはインタークラブというチーム単位でしかエントリーできないレース。スターサイクリングチームというチームの南米選手たちとの混合チームでの出走となった。

レース概要

距離 22km✖️2laps+8km✖️13laps=148km
天候 晴れ
気温 29℃

結果

60km地点でリタイヤ

レースデータ

AP  232w
NP  262w     (1h25min)

目標

・完走
・省エネな走りをする
・人数が多い中での位置取りを学ぶ

コース

22キロの大周回を2周してから8キロの小周回に突入するという形のレース。大周回の方はこれといった特徴はないものの、吹きさらしの直線や下りなどのペースが上がったり風が吹くと集団が一列に伸びてきつい感じ。
小周回は大周回のコースの一部が組み込まれていて、大周回にも出てくるが、車一台がギリギリ通れるほどのパンチの効いた登りがあり、その先にはイン側に砂が浮いたコーナーがあり、そこから若干の登りのストレートがあるので、レースでは集団が縦に伸びて、中切れ&消耗ポイントになった。スピードバンプ(←この後問題になる)、車止め、ラウンドアバウトなども多くあって走りづらいコースだった。

レース展開

レース中に余裕がなくてレースをよく見れていなかったので、すごく雑な説明になるが、大周回ではずっと逃げという逃げが決まらずにアタックの打ち合いが続いていた。逃げが決まったのは小周回に入ってからだった。自分は途中でレースを降りたが、その後は逃げはラスト一周で吸収されて、最後はスプリント勝負になっていた。

自分の動き

 レース中は後ろになりすぎないくらいの後ろをウロウロする形になった。もう少し前にいれば加減速で足をセーブできたと思われるが、集団の密度が一気に高くなるので、位置をキープするのが難しい感じだった。加減速もそうだが、なんだかんだでアタックがかかった時の吹きさらしの直線が一番ヤバかった気がする。
 大周回を終えて小周回へ。道幅が狭い区間とアップダウンの区間の割合が大周回よりも多くて、休み所がないために余裕がなくなってきてしまう。レースも1時間を経過していたので、補給を取り始める選手が増え始めた。特に補給所は決まっていないために、各チームは好きなところで補給の受け渡しをしていたので、ボトルが不意打ちで飛んでくるシーンが何度もあった。そんなわけで、コーナー明けの集団が縦に伸びているタイミングで自分の目の前の選手がボトルを踏んで落車。落車は避けられたが、集団が伸びていたタイミングだったので集団が分断されて、自分は中切れを埋めようと焦っていた。そのままスピードバンプのある下りへ。
 この下りは大周回でも通っていたので、スピードバンプがあることはわかっていたが、中切れを埋めようと焦っていたためにスピードバンプを越える際にタイミングを外してしまい、路面の溝でお手本のようなリム打ちを披露した。後輪がパンク。パンクしたかを確認するまでもなく、段差を越えた感覚でパンクしたことを察したのですぐに減速した。今回はチームカーが走っていたのでホイールを手早く外して、チームカーに合図して予備輪の到着を待った。落ち着いてホイールを交換してカーペーサーを使って集団に戻ろうとしたが、日本では走らないような狭い道幅、道路の構造(連続する鋭角コーナー、車止めetc)でビビって車間を空けてしまい、車列の最後尾にたどり着くことにはほぼオールアウト。そこからも、車を上手く抜くことができずに力尽きてどんどん後退していってリタイヤとなった。

感想

そもそも自分の足がもっとあって位置取りが上手ければ、パンクの原因となった焦りという感情が生まれない走りができたと思う。焦るということは余裕がないことの裏付けであり、余裕がないのは自分の実力がないことと同義である。
チームカーを使う技術力も圧倒的に不足していた。日本ではチームカーを使うことなどほぼないので、上手く使えなくても不思議なことではないのだが、それならそれでグランツールなどを見て、選手たちの車の使い方を知識として蓄えておくべきだった。
 これからのレースはいつものケルメスに戻るので、今度は攻撃的なレースができるようにしたい。









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