Tableau Public Viz作成③:家計調査で見る支出の変化
自分がTableau Public Viz作成した上で、気づきや学びをまとめられれば。
今回は政府統計の「家計調査」を使ったダッシュボード作成に挑戦
※ 本記事中に含まれるデータは、「家計調査結果」(総務省統計局)(当該ページのURL)を加工して作成しております。
Vizリンク:
https://public.tableau.com/app/profile/.36501853/viz/Pub_Viz3/Dash
サマリ
Viz内容
支出金額は減少傾向
医療費の支出が増加傾向
使用したTableau技術
ダッシュボード、パラメータ、レイアウトコンテナ、ツリーマップ
データについて
家計調査は政府が行っている調査(詳細はサイトへ)
日本の家庭が毎月何に支出しているか、金額を調査集計したもの
そのままのデータでは、Tableauに入力しづらそうだったので一部抜粋と、Pythonで整形した上で使用
Viz構成
支出金額の推移
大分類の支出金額推移
中分類のツリーマップ
Viz詳細
支出金額の推移
パラメータとフィルターを使用して、月次/年次を変更できるように。
年次だけでも良いかもという気もしましたが、月次で12月にピークが来ることが深堀のきっかけになりそうだと思ったので月次/年次切替にこだわりました。最近の推移をみるには年次が良いと思います。
大分類の支出金額推移
全体として支出金額は減少しているののみ関わらず、保険医療の支出金額が上昇している点に着目したい。また、コロナ禍(2019年)以降教養娯楽が減っているのも更なる深堀のきっかけになる予感。
中分類のツリーマップ
より細かく中分類で構成比の推移を見たく、ツリーマップで再現(小分類もあるけど、項目多すぎたので断念。)こづかいは中身が想像できないけど、自動車関連や教養娯楽が支出の大半を占めていることが分かる。
最近の財テク界隈で車を保有せずシェアリングするといった議論が上がるのが納得できる。
所感
政府統計データは、普段接する機会が少ない気がしますが非常にたくさんのデータが蓄積されています。現状だとそのままcsvでTableauに入力して可視化という形にはいきませんが、一度データ加工のプロセスを確立すれば継続的なダッシュボード開発・運用ができると思います。このViz作成を機に公的統計について関心を深め、様々なデータの理解を深めていきたい。
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